『「疲れやすい」が治る本―ダル~いからだが軽くなる! 』

書評

『「疲れやすい」が治る本―ダル~いからだが軽くなる! 』鴨下 一郎 (著)
出版社: 大和書房 (2007/08) ISBN-10: 4479781676

目次

 第1章 こんなに疲れやすいのはなぜか

 第2章 あなたの疲れはどんな症状か

 第3章 疲れにくい習慣、
     ストレスをためにくい考え方

 第4章 たまった疲れをリセットしよう

 第5章 ぐっすり眠って、毎朝気分よくすごそう

◆疲れには三種類ある

 『 つまり「疲れ」は三種類に分けられるのです。
   1 活動した分だけ感じる、当然の疲れ
   2 体力や精神力が足りないために、必要以上に感じてしまう疲れ
   3 病気が原因による疲れ 』

◆精神疲労は肉体も巻き込んで、疲れのスパイラルとなっていく

 『 今の人たちはみんな、ある意味「お嬢さん」「お坊ちゃん」です。みんな自己愛的、王子様、お姫様で
  育てられてきていますから、ある種のささやかなプライドを持っている。そこをグサッとやられたり否定され
  たりすると、非常に弱い。攻撃された、自分を否定された、というショックでへこむ人は以前よりずっと
  多いようです。
   精神的な疲労が残っていても、ひと晩ぐっすり眠れば肉体は回復します。ところが、ストレスで眠れなくなると、
  今度は肉体的な疲労にもつながってきます。
   メソメソ、くよくよし、さらに加えて、
  「もうやってられない。飲みに行こう」
   と、お酒でウサを晴らし、二日酔いで寝坊をする。精神的プレッシャー、二日酔い、睡眠不足。・・』

◆月100時間残業は、カウンセリングが必要

 『 労働基準法上の労働安全衛生法により、月に100時間以上残業すると、カウンセリングを受けなければならない
  と決まっています。
   月に100時間も残業すると、健康上のリスクがいろいろ起こってくるのです。』

◆疲れた自分に早めに気づこう

 『 現代人は頭のほうばかり使っていて、「体の声」を聞くことをおろそかにしがちです。体の声というのは、微妙な
  声です。忙しい毎日の中では、気をつけて耳を傾けないと、うっかり聞き逃してしまいます。』

 『 慢性的になんとなくだるい。なんとなく体のキレが悪い。肩凝り、頭の重さ、体の重さ。
   そういう、ちょっとした不調があっても、会社にいると寝転がって休むわけにもいきません。そこで我慢して
  仕事をしているうちに、そうした声を感じなくなってしまいます。
   本来、リラックスしていたら気がつくはずの、ちょっとした体の不調やだるさに気がつきにくい生活になって
  しまっているのです。』

◆「させられる人生」も疲れる原因

 『・・ところが、会社に行っても、特にやりたいこともない。やりがいも生きがいも感じられない。行かなければ
  上司に怒られるし、給料がもらえないから、しかたなく行っているだけ・・・こういう気持ちでいれば、朝起き
  られないのも当然です。
   子供の頃は、おかあさんに「起こされた」、学校に「行かされていた」。今は生活のために「しかたなく」
  会社に行き、憂うつな仕事を「やらされて」いる。
   こんなふうに「させられている」人生を送っている人は、どうしても疲れやすいと言えます。
   日々に仕事に、自分自身の目的が持てると、朝の目覚め方も変わってきます。
  「自分が立てたあの企画が実現するのが楽しみだ」
   と思っていれば、会社に行くのも苦痛ではなくなるし、朝もスッキリ起きられるでしょう。』

◆疲れを解消する代替物が、疲れを促進しているかもしれない

 『 けれども、こういうことをしている人は意外と多いのです。子どもの頃から、学校でケンカに負けたりして
  メソメソ帰ってきたら、おかあさんが、
  「○○ちゃん、おいしいもの食べて元気出そう」
   と言って、ケーキか何かでご機嫌をとる。誕生日や何かのお祝いの時にも「おめでとう」といってケーキを
  食べる。
   嬉しい時も悲しい時も好きなものを食べる。おいしいものを食べる。甘いものを食べる。「喜怒哀楽」と
  「食べ物」が密接にリンクしているのです。
   悲しくても食べ、嬉しくても食べ、寂しくても食べ、怒っても食べ、辛くても食べ・・・ 。
  そういうふうに「食べる」というワンパターンで心の疲労を回復しようとすると、脂肪は簡単にたまっていきます。』

◆忙しい人は、頭もデスクも整理整頓ができていない

◆思いついた順番ではなく優先順位を考えて仕事をしよう

◆自分を否定しないよう、心のバリアを持とう

★疲れの原因のケーススタディと、
 疲れにくい、心と体づくりについて書かれています。

 滝に打たれる修行を真似て、冬に、水のシャワーをかぶる、なんてものもありました。
 若いうちに、体育会系の運動部で鍛えるなど、心の頑張りキャパをあげておくのが良いというのは、
 まあ、そうかなと思いました。

 本日は、この辺で。