女性が活躍できる職場作りという、想いがあり、
社名を、邪馬台国の女王卑弥呼にちなんでつけたとうい経緯があります。
株式会社ヒミコでは、一般事務、営業事務
のパートさんを12年前から募集しました。
その中で、いろいろな壁にぶつかり、様々な研究、実験検証を積み重ねてきました。
結論から言いますと、
小さなお子さんをお持ちのママ達、10名体制の職場となりました。
社員でしかできない難しい仕事もお願いしています。
急な、発熱でお休みが出てもカバーができています。
仕事の改善提案も、どしどしでてきます。
ですから、
時給以上に、責任をもって、業績貢献してくれています。
ただし、
一般論としては、以下のような問題が発生します。
1)小品種少量の仕事である為、ボリュームが小さい
飲食・小売りの仕事は、ある程度決まった仕事が、たくさんの店舗で
同じ動き方となるので、マニュアルを作ったり、教育方法を確立するのに、やりやすいという事実があります。
反対に、中小企業は、細々した仕事が、月に一回、へたをすると年に一回なので、やりにくいのです。
マニュアル化を強引にすすめると、コストが全く合わないばかりか、社内が・プロジェクトチームが疲弊してしまいます。
さらに、全部を寄せ集めても、仕事の量そのものが少ないので、週五日月で20日出社してもらうのに採算があわない。
2)パソコンを使ったデスクワークが中心なので、進捗状況が眼に見えない
飲食・小売りの仕事は、あえて見える化しなくても、もともと、手の遅い・速いも分かれば、
仕事の出来具合もしっかり目視で確認できます。
それに対し、オフィスでは、パソコンを使っての事務作業が今や、8割以上を占めます。
例えば、弥生会計や、クラウド会計システムを使った、
月次会計業務のその代表的なひとつです。
全体の進捗や、個人の理解度、仕事の出来不出来の見える化ができていないので、
マネージャーが全体を把握し、個別指示をだしながら、コントロールすることが物理的に困難です。
これについては、コミュニケーションスキルと頻度や、その他のツールによって、
対応しなければ、なかなか壁を越えられず、関係者全員にとってストレスの多い状況になります。
つまり、
教科書通りには、うまくいかないのです。
3)社内が忙しく混乱している為、社員がパート・アルバイトを教育している暇が無い
その結果、何が起きるかというと。
1)パートさんが入っても2~3日ですぐ辞める、定着しない
2)お子さんの発熱で、急に休むパートさんがでると、電話応対する人が誰もいなくなる
3)少々、不満があるパートさんでも、教える手間を考えると、入れ替えできなくなり、
パーとさんと言っても、実質、社員と同じような処遇となる
まとめると、
現場からは、「できる人」を採用してくれ、と言われ。
辞めていくパートさんからは、「教えてもらえなかった」と言われます。
世の中には、
パートアルバイトに関する書籍や情報が溢れています。
その中から、自社に合うノウハウ、
さらには、自社の業種業態にあわせるアレンジが重要です。
今後も、株式会社ヒミコで、実践した、パートアルバイトシステムについて、経理ソフト・会計システムなど、
ITによる経営・業務の効率化の観点から、ご紹介したいと思います。