『数字は見るな! 簿記があなたの会計力をダメにする』田中 靖浩 (著)
出版社: 日本実業出版社 (2006/9/14) ASIN: 4534041209
目次
Overture 自転車に乗るように数字とつき合おう
1 すべては興味と好奇心からしか始まらない
2 社長に簿記は本当に必要なのか
3 数字を読み、そして活かす「会計力」
4 あなたは会計・経理・財務のちがいを知っていますか?
5 数字ストレスを減らす情報整理術―点と線
6 数字は見るな!
7 人生を誰かに管理されないための管理会計
8 あとは楽しんで数字に「慣れる」だけ!
◆決算書よりスゴい競馬新聞を、
どうして読めるのか?
◆日本人に数字嫌いが多い理由
『それはひとえに読み手の興味、つまり好奇心のちがいです。』
◆サラリーマン、数字愚民化政策
『「源泉徴収+年末調整」という手続きによって、ほとんどのサラリーマンは
数字の勉強について骨抜きにされてしまっているワケ。』
◆数字の学び方を学ぶ
『──週末の電車の中、ときどき競馬新聞を手にしているオジさんを見かけます。
しかし、私が会計の世界に飛び込んでから二十年というもの、電車の中で
決算書を読んでいる人には一度たりとも出会ったことがありません。』
『「おカネが右から入ってきて、左でグルグル」
・・・このイメージが非常に重要。』P-129
◆三つの決算書の関係について
「収益-費用=利益」、これが損益計算書の本質
★これは、アマゾンの書評で賛否両論です。
賛辞では「労作」、否定では「本屋で速読可能」。う~ん。
私の評価では、著者も書かれているように、
とりあえず、簿記の試験でも受けてみるかという、
経理パーソン以外のビジネスマンや、
本なんか、まったく読めへんけど、
何か、1冊くらい、経理の本を読んどこう。
という超初心者には、良いかも。
本日は、この辺で。
編集後記
昨日は、トヨタ式のセミナーでした。
ある意味、衝撃的でした。
まずは、
最初の一歩を踏み出すこと。
そして、
改善を止めないこと。
そこからです。