『バイヤーズエージェントが教えるだまされずにマンション・住宅を買う方法』石井 成光(著)
出版社: フォレスト出版 (2007/10/19) ISBN-10: 4894512793
目次
一章 だまされないために知っておきたい16の常識!
二章 だまされないためのパンフレット・チラシの読み方
三章 だまされないための担当営業の見分け方
四章 だまされないためのマンション・住宅の選び方&チェックポイント
五章 営業は知らない! だまされないためのお金の話&ローンの話
六章 だまされないための営業に聞くべき質問集&契約後にできること
◆欧米では広まりつつあるバイヤーズエージェントとは?
◆住宅ローンでの「金利は安いほうがいい」というウソ
『 不動産の営業マンも短期固定の変動金利を勧めてきます。
しかし私の考えでは、低金利の今こそ「長期固定金利」以外の選択肢などありえません。
ではなぜ、不動産営業マンは「短期固定の変動金利」を勧めるのか?
それは「最初の支払いが安くお客さんに勧めやすい」からです。
不動産業者が言うのは、
「短期固定のほうが安いですよ」
だけです。実際、現状安いことは確かですが、売った後の金利がどうなっていようが知らないよ、という
スタンスなんです。
短期固定の変動金利でローンを組んで、あなたが5年後ローン破産しても「売った後には関係ない」で
終わってしまうんです。』
◆販売開始前からの「成約ボードのバラ」はウソ
『 分譲マンションの販売では成約ボードというものがあります。マンションの契約が決まるとバラをつけています。
しかし、これにもあるカラクリがあります。
売れてなくても売れているふりをしてお客様をあおり、人気がある(物件)店のようにみせかけます。
簡単に言えばサクラです。
「おかげさまでこんなに人気ですよ! 当社のマンションは早く申し込みしないと、ご希望のお部屋がなくなっちゃ
いますよ!」とお客様に言いたいのです。』
◆抽選会なんて平等じゃない!
◆管理費・修繕積立金のウソ
◆大きな文字にはだまされるな
『 不動産業者が広告を作ろうとする場合「何を大きく」して「何を小さく」見せたいと思っているかを考えなくては
いけません。
広告に大きな文字で表現されている情報はその物件の一番のメリットです。
逆に購入者はデメリットが知りたいはずです。
私たちプロは小さな文字から見ていきます。』
◆不動産営業マンが考える3つの心理
『 ①余計なことを考えさせない
②余計な人に相談させない
③冷静に考えさせない 』
★私自身、住宅の営業マンをやっていた経験がありますが、
不動産の営業とは、だいぶ違うと、実感しました。
そもそも、(住宅の営業は)売り逃げができないので、そんなに悪徳な営業スタイルは成立しないと思います。
ただ、
不動産、とりわけ、建売住宅や、マンションの場合、
売買契約で終わっちゃいますから、
アオラレテ、決めてしまったりすると、
長い人生で、大きな負債を背負ってしまうことになります。
景気の見通しや、マンション販売、地価の動向など、
波乱含みなので、
不動産購入を検討している方に、ぜひ、お勧めします。
本日は、この辺で。
編集後記
インフルエンザが今年は、早くも流行のきざしがあるそうです。
例年は、子供と一緒に受けていますが、
今年も、やっぱり、予防接種やっときますか。