『決算書が「ぬり絵」でスラスラわかる本』池永 章(著)
出版社: 日本実業出版社 (2007/7/12) ISBN-10: 4534042515
目次
1章 決算書を理解するための「2つのポイント」
2章 決算書を使いこなすための「10のポイント」
3章 貸借対照表は「ぬり絵」でわかる
4章 損益計算書も「ぬり絵」でわかる
5章 決算書とあわせて覚える数字の知識
◆『貸借対照表は「並び順の意味」を知っておけばOK!』
左側の資産は上から下にいくほどお金になるのに時間がかかります。
一方、右側の負債は一番下にある自己資本に始まって上にいくほど
早く支払わなければならない項目です。
◆『損益計算書は、まず売上高と利益を見よう』
損益計算書は上から順々に見ていくものではなく、まずは
売上高、売上総利益、営業利益と見ていきます。
売上高がすべての始まりで費用が払えるのも利益が残るのも売上高があるからこそです。
◆10個のポイントを押さえて決算書を見る事で会社の実力が
わかるようになります。
売上高、経常利益、役員報酬、純資産、借入金残高と年間返済額
変動費と固定費、損益分岐点売上、減価償却費、借入金の性質
借入金返済可能額など
◆貸借対照表のぬり絵
貸借対照表の資産と負債・自己資本でバランスがとれたほうが
よい項目を同じ色でまとめて、その大きさをみて状態をとらえます。
◆損益計算書のぬり絵
損益計算書の項目を7個の項目に分類して損益構成図を作成します。
売上がすべての始まりです。
利益を生み出すのも売上からです。色分けした損益構成図から
経常利益を上げる方法を考えます。
ビジュアルでわかるようになります。
★決算書の数字を追いかけて会社の状況をつかむのではなくぬり絵を用いて
ビジュアル化する事で全体がわかるようになるようになります。
また、企業における決算書とあわせて覚える数値や注目すべき点もわかりやすく
まとめられています。