『企業は採用を怖がっている』 良志碁 歳増(著)
出版社: 文芸社 (2007/01) ISBN-13: 978-4286012858

『 私は父の印刷の仕事を手伝っていた時期もありましたが、15年ほど前にコンピュータの
システム(ソフト)会社を起業し、現在では正社員180名の会社の代表をしています。
といっても、事業は順風満帆だったわけではありません。順調に伸びだしたのは10年ほど
前からでしょうか。伸びているといってもその尺度は千差万別で、弊社より短期間で急成長
している企業はたくさんあります。「おまえのところなんか、伸びてるうちには入らんぞ」
といわれてしまえば、そのとおりだと思います。伸びているというのは、あくまでも自己判断
です。

では、何を基準に「伸びた」といえるのでしょうか。それは創業以来、
①社員の採用は新卒と、初心者の中途転職者のみ採用したこと。
②雇用形態はすべて正社員とし、契約社員、派遣社員の活用はしなかったこと。
この2点にこだわっており、それらが順調に機能しだしたということです。つまり、経験値が
ゼロの人を採用して、彼らを育成できる流れがつくれたというわけです。』

◆これが危険な質問だ!

『 学生が積極的に質問することはいいことだし、初々しい。
「社長が今まで一番うれしかったことはなんですか!?」と目を輝かせて質問してくる人もいる。
その質問に対して「それはね、楽して儲かったときだよ」なんてことは、口が裂けても
言えないから、
「そーだね、やっぱりお客様の笑顔が見れたときかな。・・・』

◎結局、トップは何を求めているのか

『「会社の将来は私に任せてください!」
トップは間違いなく、こういう社員をほしがっている。』

◆面接官がやさしくなったらヤバイと思え

◎(君が)応募者から顧客に変わる瞬間

◆五月病の原因はこれだった! p-104

◆教育と抜擢のポートフォリオ p-136

★来年の就職活動を狙って、企画されたようです。
せっかく、社長さんが書かれているのに、
就活の学生さん向けの切り口というのは、少しもったいないと思いましたが。
それも、編集者のお考えなのでしょうか。

社員教育に関しては、
独創的なノウハウを公開しています。

本日は、この辺で。

投稿者 himico-blog