野口美佳著「男前経営論 ピーチ・ジョンの成功哲学」東洋経済新報社
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目次
プロローグ 売り上げ170億の超優良企業
第1章 だから女がついてくる
第2章 キャラのかぶる子は採用しない
第3章 すぐに「キャッチコピー」が浮かぶ商品は売れる
第4章 300万人の顧客リストを最大限に活かす
第5章 必要な「ムダ」と不必要な「ムダ」を使い分ける
第6章 野口美佳の絶対社長力!
「ピーチ・ジョンというのは、1994年に創業された、女性下着の企画開発、輸入卸、
カタログ通販事業などを主要業務とする企業です。簡単に言うと、女性に下着を販売
している会社です。」
「道行く若い女の子の4人にひとりはピーチ・ジョンの下着を持っている」
「オリジナルなのに大衆的。大衆的だけど新しい・・・・・そんな、独特なポジショニングを
築き上げてきたピーチ・ジョン。」
◆女性社長には何人もお会いしたことがありますが、私のように”女のまま”仕事をしている人は
ほとんどいないように思います。
◆女性は誰でも「ヒロイン体質」
◎私が言いたいのは、女性の方が優秀だということではありません。男性の緻密さや論理的な思考は、
その人が専門的分野を持ったときに力を発揮すると思います。
「職人」と呼ばれる人がほとんど男性なのも、そのせいなのではないでしょうか。
◎この”イメージ思考”の根本は、多かれ少なかれどんな女性でも持っている
「私は『私の人生』という舞台の主役」という、”ヒロイン体質”にあります。・・・・」
◎財務や社内規程の作成などもそうなのですが、やはりこのような仕事は、男性のほうが向いているのでしょう。
◆あえて失敗させて成長させる
◎失敗は新しいデータをもたらし、それが成功につながる。決して無駄ではないわけです。
◆リーダーには「人を育てられる人間」を抜擢する
『いい大学を出た、頭が知性で満たされている人は、「元気、ハッピー、セクシーを届けたい!」なんて、
恥ずかしくて言えないし、思いつきもしないことでしょう。
無知であると、自分の行動が「知識で制約されてしまう」ということがない。だから、逆に、
賢い人ほど「保守的」な人が多いような気がします。』
◆記録はウソをつかない。記憶はウソをつく
「金の流れ自体は街中のカフェや家電量販店と何ら変りありません。ですから、財務的な視点では
『キャッシュフロー』を注視するようにしています。」
◆ビジネスセンスとは「人の身になる」力
★『男前』という言葉が非常にカッコイイ響きですが、
読むほどに、野口社長が、個性溢れる、人を惹きつける、トップだと思いました。
性別は関係なく、経営者としての能力がとても高いようですが、
ピーチジョンという会社をここまで急速に成長した、原動力のひとるには、
野口社長の”女性”という部分を抜いては、成り立たないようです。
これからは、男性社会の価値観から、
女性社会の価値観へと、急速に世の中が変化しています。
”キティちゃん”をはじめとする「カワイイ」文化は世界に通用するそうです。
そう考えたら、オタク文化も時代の最先端を走っているかもしれません。
本日は、この辺で。
編集後記
こんにちは、今日も宜しくお願いします。
今日も、仕事場からご覧頂いている、あなた、大変ありがとうございます。
ようやく、今年、最後の記事となりました。
最後まで、本当にありがとうございました。
来年も、ますます、頑張ります!