成宮雄三著「9割反対、だからうまくいく ナルミヤの脱常識経営」商業界です。4785502770
目次
第1章 ”空白”のジュニア市場を切り拓く 少子化時代だからこそ、ジュニアを切り札に
第2章 ビジネスのカギを握るのは、女性と子ども 「わからない」という先入観が本質を見えなくする
第3章 独自の感性や脱常識志向はこうして育まれた 目的を見つけられなかった自分を磨いてくれた仕事や先輩
第4章 売れ筋情報は過去のものでしかない! 未確定への挑戦がファッションビジネスだ
第5章 単なる”お客”ではなく、”ファン”をつくれ 消費者の心をつかむ新しいビジネスの形
第6章 異業種に、そして世界に広がる”ジュニア市場” 世界中の子どもたちにナルミヤの夢を伝えたい!
◆ジュニアの着たい服がないのなら、ウチがつくろう
『自分の「土俵」をつくる。
他人の「土俵」で戦っても勝ち目は少ない。
得意ジャンルに特化する』
◆みんが反対した、だからやろうと決断した
「ローティーンを対象にしたファッションビジネスというのは、たしかにむずかしいものなんですね。
この年代は心身ともに急激に成長しますから、体形だって好みだってどんどん変る。
それに上手に対応した商品を提供していくのは、たしかにとても大変なんです。
業界でも”空白の市場”なんて呼ばれていて、中途半端な商品で適当にお茶を濁していたんです。
実は、ナルミヤの社内でも、ジュニア市場への進出に反対する者が多かったんです。
デザイナーに意見を聞いても、10人中9人が「むずかしい」と深刻な顔で応えるような有り様でした。
私は当初から、いずれ今日のような小中学生ブームが来ると予想していましたし、
もともと人とちょっと違うことをすることに生き甲斐を感じるというか、反骨心が強いというか、
人に反対されるとファイトがわくし、人に言われたことと反対のほうに進むべき道を求めるような
ところがあります。」
◆上に「価格破壊」するのがナルミヤ流
◎(価格は)一度下げたら際限なくダウンしてしまう。それなら、
「価格は同じでも商品価値を高めていけば、実質的に価格を下げることにつながるのでは」
と考えた。
◆『スピード』がナルミヤ人気に火をつけた
◆ここに来れば何か楽しいことが・・・・
◆やせた土地も耕せば、大きな花が咲く
◆ビジネスが女性化している
◎男性は保守的、新しいものに敏感なのが女性
『「女性を知ること」。すべての購買の80%のカギは女性が握っている。
女性を無視したビジネスは存在しにくい。』
◆”いい女”をターゲットにするのは間違い
◆女性や子どもの話を新鮮だと感じられるか
◆子どもたちの笑顔が一番のモチベーション
◆お父さんは子どもをもっとよく見てほしい
★私も、テレビでは何処かで見たことがあると思うのですが、
お店自体は、行ったことがありません。
本を読んで、ぜひ行ってみたいと思いました。
確かに、これからの日本は女性が大きな鍵を握ると思います。
高齢化が超高速で進んでいる、日本社会では、労働力を女性が担うことも
重要ですし、
今までの、男性中心社会から、男女平等というか・均等になると、
トップマネジメントに女性が占める割合も、どんどん増えていくと思います。
それ以前に、家族や自分自身を含め、商品の購買決定権は、
母であり、奥様である、女性が多くを握っているのは、間違いありません(笑)。
本日は、この辺で。