繁栄した王国の物語 最強の企業をつくる「王国メソッド」
はじめに
第1章 ハロルド王の登場
第2章 王国の4つの地域
第3章 王国メソッドの12の役割
第4章 アルフレッドとの対話
第5章 ヘルパーの集会所
第6章 チャレジャーの集会所
第7章 メインテイナーの集会所
第8章 エクスプローラーの集会所
第9章 王国メソッドの実践
まとめ 王国は完成した!
◆人それぞれに個性があり、組織での役割がある
◎物語の中に企業再生が見えてくる
◆王国メソッドの助言
1、王国を正しく機能させるためには、人々のあらゆる考え方を知らなければならない
というものだ。必要でない人はいないのである。
2、仕事の内容やそのときの状況によって、特定のタイプの人間が最も力を発揮する
ときは確かにあるが、どんなタイプの人間も等しく重要だとしている。
3、だれよりも指導者に向いている人などいないと述べている点である。つまりだれもが
指導者になれる。自分の長所と他人の長所を把握していさえすればよい。
◆読み始める前に、ウェブサイトにアクセスすることを提案したい。
◎王国メソッドの役割のどれが最も自分に合っているかを調べている。読者も試してみてはいかがだろうか。
◆王国メソッドでの四つのグループとその中心の役割
◎チャレンジャー(論理的)、メインテナー(現実的)、ヘルパー(感情的)、エクスプローラー(創造的)
◎黒騎士、科学者、白騎士、司教
◆ヘルパーの集会所
◎夢見る吟遊詩人、白騎士、羊飼い
〈助け、支え、育て、結びつけるために行動する〉
(感情を重んじる)
◆チャレンジャーの集会所
◎総理大臣、黒騎士、商人
〈成功をおさめ、おのれを高めるために行動する〉
(論理的思考を重んじる)
◆メインテナーの集会所
◎建築技師、科学者、医者
〈来る日も来る日も来る日も、世の中が変わらず動きつづけることを求める〉
(現実的思考を重んじる)
◆エクスプローラーの集会所
◎慈悲深き統治者、司教、発見者
〈新たな経験を求める〉
(創造性を重んじる)
◆王国メソッド実践の秘訣
◎おのれを知り、他人を知れ
◎課題を明らかにせよ
◎チームを任命せよ
◎目標を設定し、前進せよ
★王国メソッドは、本をの中にURLが記載されており、そこのアンケートに答えると、
自分が12の役割の中のどれに該当するか、3分程度で簡単に分かります。
ちなみに、私の場合
「夢見る吟遊詩人」でした(笑)。
いずれにせよ、人にはいろいろなタイプがあり、それを知った上で、人事を行ったり、
チームを作ったり、あるいは接するときの発言の傾向や効果的な言葉遣いを知ることが
重要だと、この本ではいっています。
私はここまで細かくないですが、神田氏のメソッドで、これに近いもう少しシンプルな
方法論を学びました。
例えば、営業マンが使う言葉と、経理パーソンが使う言葉では、
「YES」「No」の意味が違うということです。
あんまり適当な解説をすると誤解を招く可能性が大なので、控えますが、
良くあの人に言っていることは、全く意味が分からないなど、感情的なもつれまでに
発展するケースがありますが、
お互いにタイプを知り、言葉の裏の真意が理解できるようになると、
対立が収まるケースもありそうです。
私もそうなんですが、自分の考え方、物ごとの理解の仕方で、相手もそうしていると、
なぜか思い込んでしまいます。
その当りから、誤解の芽のだと思います。
本日は、この辺で。