高田ベラ著「免疫力は笑顔で上がる」小学館、¥1200-です。
もくじ
1、笑顔で免疫力が上がるわけ
2、笑顔の力が病気をなおす
3、「いい顔」ワークをはじめよう
◆心とからだの病をなおす笑いのパワー
◎笑いが生み出す深い呼吸がからだによい。
◎笑いはリラックスを引き出す
◎笑うことで、鎮静作用をもたらす
◆笑顔には難病をもなおす効果があった
◎映画「パッチ・アダムズ」の中で、主人公ロビン・ウィリアムスは、闘病中の子供を笑わせた。
この映画のモデル、米国のハンター医師は「患者の心に接し笑いを絶やさないことが、病気の治療に大きな効果をもたらす」と唱えた。いまや氏の治療法は世界中に浸透している
◎カリフォルニア大教授のノーマン・カズンズは、「膠原病」という難病にかかっていた。
大笑いをしたあとは痛みが消えることに気付き、その後TVのコメディー番組を見たりコミック雑誌
を読んだりして毎日笑うことを心がけた。その結果、病気に対する抵抗力がアップし、症状がよくなった。
◆笑えば全身の血行がよくなる
◎笑いは、有酸素運動である。笑えば酸素を体内にとり込み、血行をうながすいい運動になる。その結果、脳や全身へ、酸素や栄養がスムーズに運ばれるようになり、新陳代謝がよくなって、免疫力も上がるといわれています。
◆自律神経のバランスの乱れを防ぐ笑い
◆NK細胞が活性化し、免疫力アップ
◎「なんばグランド花月」で行なわれたある実験。
20歳から62歳までのボランティア男女19人に、3時間漫才、漫談、喜劇で大笑いしてもらった。
直前・直後に血液検査を行いリンパ球の変化を調べた。ほぼ例外なしに3~4倍働きが強くなっていた。笑うということは、弱い免疫力を強くし、強すぎる免疫力は正常値にする働きがあるということになる。
◆つくり笑いでも免疫力アップに
◎6人のボランティアに、何の刺激もない室内で、鏡を見ながら2時間表情だけ笑顔を続けてもらった。
実験の直前・直後に採血したところ、正常範囲の人は全員NK細胞が上昇し、高すぎた人は、正常値の方向へ落ちていた。このことから、笑顔を作るだけでも免疫力が上げることができると分かった。
◆顔面フィードバック効果
◎脳が「今は楽しい時間だ」と決めつけ、気持ちは後からついてくるのです。顔の表情から、脳が
勝手に「笑っている」と思い込み、脳から全身へ、笑ったときと同じような作用を引き起こしていく。
◆ストレスを軽くする笑いの力
◎ストレスは免疫力を下げる
◎笑うことで脳にアルファ波が増える
◆一流アスリート(選手)は笑顔で勝負する
◎走りながら笑顔を作ることにより、からだをリラックスさせ、筋肉がスムーズに動くようになり、
ラストスパートで記録が伸びる。
◎口元の緊張を解いて、実力アップ
◆咀嚼筋をきたえて免疫力を上げる
娘から遊びにお誘いです。
本日は、この辺で。