三宅卓著「会社の買い方教えます。」あさ出版です。4860631056
目次
PART1 「会社を買いたい社長」が急増中!
PART2 「会社を売りたい」社長も増えている
PART3 「買って良い会社」と「買ってはいけない会社」
PART4 会社はいくらで買えるか
PART5 会社はどのようにして買うのか
PART6 勝ち残りのための企業再編
PART7 企業再生とM&A
◆本業不振・業界の競争激化により「会社を買う」会社
①本業の不振を補うために「会社を買う」
②競争が激化した業界の会社は積極的に会社を買っている
※自由化規制緩和業種では地域ナンバーワン、シェアトップを目指して企業買収
◆こんな経営者が会社を欲しがっている
①創業社長が率いる成長盛りの会社
②二代目社長が第二創業を目指している会社
◆M&Aとは何か?
『M&Aとは、英語の「Mergers And Acquisitions」(マージャーズ・アンド・アクイジションズ)の略で
これを直訳すると「合併と買収」となる。
しかし、我々が手がけるM&A、特に中小企業のケースでは、「第三者に対する事業の継承」という
意味合いがとても強い。
つまりM&Aで、会社の「後継者(社)探し」をするというわけだ。
逆に買収する場合は、既存の会社を買収して新会社や新店舗開設のための時間を節約しようという
考えで行われるものが多い。外部の経営資源を取得することによって、スピーディーに事業を
展開しようとするわけだ。』
※営業譲渡は会社の一部を買収、あるいは経理が不透明な会社の買収に役立つ
◆「息子が継いでくれない」ある会社のケース
◎親にはわからない「子どもが継がない」理由
◎会社を継がない息子のホンネ
1、今の仕事を続けたい
2、経済的に満足している
3、「器量不足」の自覚
◆会社の値段の決め方にはどんな方法があるのか
◎なぜ企業評価が大事なのか
◎企業評価にはどんな手法があるか
①会社の純資産価額に着目した評価法【時価純資産価額法】
②会社の収益価値などに直目した評価法【収益還元法】
◆貸借対照表を修正し、「会社の値段」の目安をつける
◎資産の部を時価評価で修正する
「年買法による営業権評価の正しい考え方」
◆会社を売った社長の手取額はいくらになるか
◎会社を売った場合にかかる税金は?
◎所得税・住民税を納付する
◎退職金支給を組み合わせる手法がある
◆会社はどのようにして買うのか
ステップ1 M&A仲介専門会社の門をたたく
★著者は、(株)日本M&Aセンターの取締役副社長でいらっしゃいます。
分林社長は、神田さんのオーディオセミナー’05年9月号で登場されましたので、
お話しを聞きました。
ホリエモン以降、M&Aのセミナーを開催すると出席者が大幅に増加したそうです。
私が卒論のテーマにM&Aを書いた頃、「M&A」というと、
お約束のように、「チョコレートの話?」と聞き返されました。
今では、主婦もおばあちゃんにも、M&Aという言葉が浸透したそうです。
TVの力は、凄いですね。
経理・会計の世界でも、ますますM&Aの事例が増えていくのでしょう。
本日は、この辺で。