川名康行著『小さな会社儲かる会社は「ここが違う!」』実業之日本社です。4408592587

目次
第1章 儲かる会社に見られる四つの共通点
第2章 明確な方針を打ち出す
第3章 社長のなすべきこと
第4章 顧客に支持された商品やサービスがある
第5章 計数に明るい
第6章 まとめ

◎大きな世の中の動きを的確にとらえ、一歩先へと戦略を立てる
◎うまくいってるのは皆様のお陰、うまくいかないのはすべて自分が原因

◆行商のおばさんに見る商売の基本

「できるだけ少ない資産で、できるだけ多くの利益を上げる」

◆自分がいいと思った本を社員によませた会社

『大事なことは、「社長がいいと思った本を読ませる」ということです。
そして、「全社員が同じ本を読む」ということです。社員全員が同じ本を
読むことで、社員は、社長がなぜこの本を選んだのかという社長の思いを
考えるようになるだろうし、社員同士も、お互いの思いに対して共感し
やすくなる雰囲気が、自然と醸成されるようになります。』

◆儲かる会社に見られる共通点とは?

◎方針が明確である
◎社長が行うべきことをきちんと実施している
◎顧客から支持された商品やサービスがある
◎計数に明るい

◆夢を実現するための「あ・い・う・え・お」

あ・・・あきらめないこと
い・・・いつも書くこと
う・・・嘘をつかないこと
え・・・笑顔を忘れないこと
お・・・思い立ったが吉日に徹すること

◆コミュニケーション能力を向上させる
◎聞き役に徹すること
◎相手を認めること
◎部下が自分で答えを見つけるようにもっていくこと

◆損益分岐点経営

「損益分岐点とは、一定期間の売上とその売上を実現するために要した
費用とが同額になる売上高、すなわち利益も損失も出ない売上高の
ことをいいます。」

◆建設業の費用分解基準(中小企業庁編集)P-102

◆固定費の変動費化

◆計数に明るい体制の構築
◎実績計数を早く把握する
◎計数を隠さず、社内外にオープンにする
◎目標管理をできるだけ計数で行う

◆部門別損益の把握

「目標管理の根幹をなすものとして部門別損益管理がありますが、
部門別損益管理を実施していない会社がかなりあります。
それは、経費の各部門への分解ができないからだということを
よく聞きます。確かに厳密に考えると難しい問題もありますが、
一定の前提を置いて思い切って経費を各部門へ分解してしまう
ことが大切です。・・・」

◆ROAを会社経営の指標にしよう

Return on Asset :総資産利益率

◆貸借対照表は構成比を見よう

★ランチェスター戦略から、ロジカルシンキング、コーチング論など、
幅広いテーマを、薄く浅くカバーしています。

こういった本を読んで、興味を持ったテーマを専門書で読み勧めたら
面白いかもしれません。

ただ、なかなか全てをカバーするというのは、
まだまだ勉強がたりないなと、実感しました。

本日は、この辺で。

投稿者 himico-blog