本日の1冊です。
谷川須佐雄著「声の出し方つくりかた」あさ出版、¥1400-です。
第1章 声を鍛えて、仕事も人間関係もうまくやろう!
第2章 声を、どう出すか-仕事のケース別、戦略発声法
第3章 実践・「声の力」をつけるトレーニング
第4章 声を、どう読むか-ここを聞き分ければ、正しい対処ができる
第5章 「声の力」を高めるために、知っておきたい基礎知識
★人と話すときに「声が小さくて聞き取りにくい」といわれる方、
なんか自分の話は説得力に欠けると思う方に、絶対お勧めの1冊です。
◆状況によって変わる声、結果を出す声
◎クレームの電話に、新入社員のような明るく爽やかな声で、対応したら?
◎「声の使いわけ」が、夢をかなえる
◆話し方教室のヴォイス・トレーニングは、仕事の役に立たない
◆戦略発生法によって、仕事の成果は確実に変わる
◎”声”が変われば、”人生”も変わる
◎発生訓練で、「落ちこぼれ営業マン」が「やり手営業マン」に
◆有名な「メーラビアンの法則」、南カリフォルニア大学の心理学者、メーラビアン教授
◎人の印象が何によて決まるか
1、目や態度からの情報 ・・・ 55%
2、声の調子・話し方 ・・・ 38%
3、言葉・話の中身 ・・・ 7%
◆いい声を妨げる、三つの壁を克服する
◎文化の壁-もともと日本人は”声”に対して鈍感
◎慣習の壁-”体育会系式の挨拶”が「仕事の声」を一律化した
◎交渉の壁-日本人は「交渉」という感覚を持っていなかった
◆声の高低で行動パターンは識別できる
◆状況に応じて声は「3つ」に変化する
◎攻撃的な「開いた声」、防衛的な「閉じた声」
◆声の「グー・チョキ・パー」をマスターしよう
◎できる営業マンは、声のジャンケンも強い
◆「伝える力」も「動かす力」も、「声の力」でアップする
◆声を鍛えると、脳も身体も強くなる
1)抜群の集中力がつく
2)頭の回転が速くなる
3)ヒーリング効果が生まれる
4)ずっと健康が維持できる
5)自信がつく
◎私だって、やはりそうだったのだ。自信のなかった対人恐怖症の人間が、声に自信を
つけることで、会社役員にすら自己主張ができるようになった。
営業マンであること自体が不思議だったのに、いつのまにか交渉のプロとして
評価されるようになり、マスコミに登場して、本まで書くようになったのである
◆”いい声”の基本は「カヴァード・ボイス」
◆古館一郎さんの声を手本にしてみる
◆顧客に営業をする場面-四段階の声を使い分ける
◆メネジメントする場合-しっかりと響きのある声を出す
◆上司に意見を言う場面、基本的には『グー』の声で、論理的にうったえる
◆呼吸法のトレーニング(自然に声を吐き出す)
◆自分の声を知っておこう
◎テープで録音して自分の声を聞く
◆明石屋さんまの声を読む
これはおもしろい本でした。トレーニング方法がたくさん載っているのですが、実践するところまではいっていません。
私は中学・高校・大学とサッカーをやっていたので、体育会系とまではいきませんが、声は大きいほうだと思います。
しかし、声質については?です。
中学の時、合唱コンクールの練習を教室でやっていました。本番を数日前に控え、練習にも熱がこもっています。
クラスの担任が、前に立って、熱心に聴いています。
先生 「ちょっと待った」「なんか変だな、外れているというか、声が悪いのか?何処だ?もう1回歌って」
-全員歌う-
先生 「分かった、そこからだ。うん、お前違う、君も違う」
私 「えっ、私ですか?」
先生 「まぁ、とにかく列の一番後ろに行って、本番でもなるべく声のボリュームを落として」
-全く納得のいかない、私は当日も、絶叫して最大ボリュームで歌いました。
-あっ、その結果の順位は覚えていません。