伊藤洋著「財務コーチング」東洋経済新報社です。4492601384

目次
第1章 少ない元手でいっぱい稼ぐ、良い企業
第2章 カネは回転が命
第3章 バランスシートは、3つに分けて考える
第4章 損益計算書からカネの流れを理解する
第5章 利益と現金の増加は一致しない
第6章 キャッシュフロー計算書の成り立ちを理解する
第7章 銀行は財務が健全な企業が好き
第8章 株主は高いリターンが期待できる企業が好き
第9章 企業価値、株主価値はこうして評価する
第10章 財務で守って、戦略で攻める

◆カネを元手にカネを稼ぐ
◎カネを元手にカネを稼ぐマシーン、それが企業です。

◆他人のカネはタダでは使えない

◆大きな利益と小さなバランスシート

◆利回りの高い企業が優良企業

◆「カネ→モノ→カネ」の回転が何回できるか

『企業に一般に見られる「仕入→販売→代金回収」のサイクルとは、
「カネ→モノ→カネ」のサイクルです。』

『「カネ→モノ→カネ」の回転をいかに上げられるか否かのポイントです。』

◆業種によって違う必要運転資本のあり方

必要運転資本は、

『必要運転資本=売上債権+棚卸資産-買入債務』と定義

◆売り上げるだけでは、現金は入ってこない

◎図12売上代金の回収(売掛金のみで、手形を使っていない場合)

◎図13売上代金の回収(売掛金、受取手形の両方がある場合)

◆黒字倒産発生のメカニズム

◆資金繰り表とキャッシュフロー計算書の関係は?

◆借入金を減らす3つの方策

1)利益を上げて返す
2)資産を減らして返す
3)他人から調達して返す

◆ハイリスク・ハイリターン~株主の要求利回りの考え方

◆資本コストの計算

◆企業価値向上のためになすべきこと
◎フリーキャッシュフローを高めるためには、
1)利益を高める
2)必要運転資本を削る
3)投資を厳選する(不必要な投資をしな

★この本は、財務リテラシーの教科書に最適です。
経理以外の経営幹部や、課長以上の管理職すべての人が、ある一定の経理知識を
身につけることです。

京セラでは、アメーバ会計について、パートのおばさんも仕組みを学ぶそうです。
一般の企業で、管理会計がそこまで、浸透している会社は少ないと思います。

経理・財務だけで、会社は成長しませんが、
けれども、財務をきっかけに立ち直ることも、また、失敗することがあるのも
事実です。

本日は、この辺で。

 


 

投稿者 himico-blog