『仕事は部下に任せよう!―なぜあの会社はデキる人ばかりなのかがわかる』
出版社: クロスメディア・パブリッシング (2007/02) ISBN-13: 978-4756910653
目次
第1部 仕事を部下に任せれば、社員と会社、さらに自分も成長する
Chapter1 リーダーと部下と仕事の関係
Chapter2 コミュニケーションのポイント
第2部 社員に仕事を任せられる仕組みをつくる
Chapter1 組織で仕事を動かそう
Chapter2 組織のポイント
Chapter3 部下をマネジメント
◆部下に仕事を任せられない
『 部下に仕事を任せたら、「仕事が失敗する」と考えましょう。「仕事をみすみす失敗させられない
よ」と言われるかもしれませんが、それで成功したら「自分が楽できる」程度に考えてください。
最初からうまくいく人なんていません。部下が失敗した部分を自分がこなせばいいのです。
そんな気持からスタートしましょう。』
◆仕事を任せられる人ってどんな人?
『 仕事が好きで楽しめる人は、多少の問題も苦にしません。さらに高度なスキルを望んでいるので、
自分で能動的に動こうとします。それに比べ、考えが後ろ向きの人はどうしても、他人から指示を
受けて仕事をしているという「被害者」的な発想があるので、文句や否定的な意見が先行します。
また、受動的な動きが当たり前となっているので、指示がなければ自ら動くことはしません。
こう考えると、自ずと仕事を任せられる人は決まってきます。』
◆指示の五段活用で部下を動かす
「これやっておけ」 命令
「これをやって」 依頼
「これをやってもらえないかなあ」 お願い
「これをやってみたらどう?」 提案
「これをやってみようよ」 誘い
『指示をする口調を変えるだけで、
部下のモチベーションは変る』
◆営業しているフリに陥る
◆社長が現場で忙しいのは、組織としてよくない
◆組織のほころびをチェックする
◆個人面談を制度化する
◆売れない営業を変化させる方法
◎優先順位を常に考えるようにさせる
◎成功体験ができたら、話す機会を多く与える
★いろんなノウハウが盛り込まれています。
著者は、人事コンサルタントであり、社会保険労務士とのことです。
個人面談を制度化するというのは、
私の会社では一部実施していますが、
さらに、全社的に広げていこうと思います。
本日は、この辺で。
編集後記
昨日、日本橋界隈を歩いていたら、
あっち、こっちで、桜が咲いていました。
木によって、咲いていたり、いなかったり、いろいろですが、
まだ、二月ですから、早いですね。
『アホな二代目につけるクスリ』を明日、紹介します。