主藤 孝司(著)『誰も書かなかった儲けの教科書 』
宝島社 (2006/05)
目次
第1章 直観力
第2章 ビジネスチャンス
第3章 儲かる仕組み
第4章 危機管理
第5章 マネジメント
第6章 飛躍する力
第7章 世の中の見方
◆あなたは自分の持つ力を信じることができるか?
『自分の力を活かせるビジネスモデルを見つけ、作り出すことである。他人の意見や
前例にとらわれず、自分に合った投球フォームやバッティングフォームを模索して
いくのと同じだ。そうやって「自分らしさ」を作り出していかなければ、自分の力を
100%引き出すことができない。その自分らしさを作り上げる元となるものこそが、
自分が理由なく感じる「直感」である。』
◆情報や知識がありすぎると直観力は機能しなくなる
◆超頑固な自分と超素直な自分の二つの人格を持て
◆トップの思い込みはマーケティングを上回る
◆お金は思考を停止させる
★金がないからこそ、知恵と工夫で、状況を打開しようとがむしゃらにトライする。
そんなところに、新しいひらめきが生まれる。
ソニーや本田の初期は、そのような、フロー状態にあった。
◆当たり前のことをきちんとやるだけで成功できる
◆最初は、必ず勝てる低レベルな争いに挑め
『挨拶だとか接客とか梱包、丁寧さ、まめさ、明瞭さなど、ビジネスとしては
基本的な常識を導入するだけで、あなたの会社は一歩も二歩も先に
業績を伸ばしていくことができる』
◆儲かりたいなら電話応対が悪い業界を狙え
◆直観をお金に変えていく儲けのヒント
『・・社長一人や一部の優秀な人たちだけに、会社の売上げの多くを依存しないことだ。
短期間で売上げを上げるテクニックは、ここで紹介していることだけでなく、
ありとあらゆるものが公開されている。それらの中で自社にあったものを選別し、
取り入れていくことが社長の仕事となる。そして、最終的に必要となるのは、
それらを会社の「仕組み」にすることである。』
◆申し込み書は発明品である
◆心理学を学び過ぎた経営者は信頼されなくなる
◆電話応対を向上させれば確実に売上が増える
◆成長する力とは結果から反省点を見つける力である
★神田さんのお話の中で、何度も出てくる、伝説的な天才起業家です。
天才すぎて、凡人には理解できないのではないかと、思っていましたが、
視野が広がるような話が多く、
アイデア次第では、即役立ちそうです。
心理学を学び・・・には、ドキッとしました(笑)。
別に、読心術のように、相手の心の中が分かるわけではありませんが、
多少、共感しやすくなると思います。
でも、この方もリクルート出身で、
リクルートを作られた、究極の起業家の一人である、
江副さんは、東大で心理学を学ばれていたわけなんですが・・・。
本日は、この辺で。