伊藤伸一郎著「バレンタイン監督の人材活用術」ぱる出版です。4827202176

目次
第一章 信頼を勝ち取る
第二章 人材を見抜く
第三章 モチベーションを高める
第四章 仕事を楽しむ
第五章 環境を整える

★アマゾンでは、決して、高評価ではない本です。
ロッテファン、ボビーファンの方はとりわけ、必ず本屋さんで、
一読してから、購入決定されることを、強く、推奨します。
これは、経営コンサルタントが書かれた、ビジネス本です。

◆上位下達ではなく、監督と選手はフラットな関係である

「みなが同じ方向を向き、お互いを引っ張り上げるよう、情報を交換しあい、
アイデアを出し合い、分け合っていくことが大切です。」

「もちろんスタッフの間で意見が食い違うこともありますし、そのこと自体は
決して悪いことではありません。悪いのは、意見が食い違っているにもかかわらず、
きちんと説明しあわないことです。ですから、異なる意見がある場合は、
お互いの考えをきちんと話し合い、必要であればそこに私も加わります。
そうやって、最終的に全員が考えを共有する。それが大切なのです」

◆人間としての幅と深みがなければ人からリスペクトされることはない

「僕は、人生の中のどんな細かなことでも、心からありがたがって、深く味わおうとしている。
それが、少年の心というものではないかな。花を眺めているのも好きだし、
犬が走っているのをみるのも好きだ。うれしそうにはしゃいでいる子供たちをみるのも
好きだ。とにかく他の人々が幸せにしているのを見るのが好きなんだよ。
そして自分のしていることに誇りを持って生きている人々を眺めるのが大好きさ」

◆メジャー流のデータ分析で選手を起用する
◎バレンタイン監督はどうやってその日の打線を決めているのか。

「2004年、再度ロッテの監督に就任する際、彼はバッティングコーチと守備コーチを米国から連れてきた。
それと同時に、統計アナリストとして、ポール・プポ氏を招聘した。
統計アナリストというのは、日本の野球界では耳慣れないが、メジャーでは常識になっているという。
プポ氏の仕事は、あらゆるロッテのデータを分析すること。個人、チームなど全てのデータが
そろっている。」

「情報はさまざまなところから得ています。たとえばコンディションならトレーナーから情報が
あがるようになっていますし、その逆に、ある選手について、私が気になることがあったとすれば
それをトレーナーやコーチに尋ねます。コーチの側も、何か報告しなければならないと思えば、
私に話しをあげてきます。報告を義務づけているわけではありませんが、
そのように常に情報を共有しあえるようになっています。そうした情報を考えた上で、
最終的に(先発オーダーを)私が決めています」

◆前向きな失敗はマイナスしない

「野球というのは失敗の積み重ねで成り立っているようなスポーツなんです」

★本当は、すべて紹介したいぐらいですが、
バレンタイン監督の本は、これを含め4冊あります。

この本では、統計アナリスト、という職種を始めてしりました。
機会があれば、もう少し、詳しく仕事内容を、学びたいと思います。

バレンタインさんの別の本もとても面白いです。
本田健さんの本を読んでいるのではないかと、勘違いしそうになるぐらい、
不思議な共通項があります。
本田健さんファンには、ぜひ、お薦めです。

本日は、この辺で。

 

 

編集後記

挨拶まわりに、行かれたかたも多かったと思います。

私も、ご挨拶してまいりました。

びっくりするぐらい、外は寒かったです。

まるで、道路の下に、氷がはっているのでは?

と思うぐらいの、底冷えです。

東京、以外の方は、もっと寒いのでしょうが・・・。

日経新聞によると、冬物衣料が好調だそうです。

コートが既に品薄で、

バーゲンを待たずに、購入されているとか。

まぁ、景気としては、

夏は暑く、冬は寒く、メリハリの効いた気候がよろしいようで。

投稿者 himico-blog