みなさん、ノーションをご存じですか?
ひと言でいえば、グループウェアや、ワークフローのようなものです。
大企業向けでいえば「セールスフォース」あるいはサイボウズのkintoneとかに似ています。
中小企業で使われている、アクセスによるシステムをクラウド化するときに、
最近、人気のプラットフォームです。
その理由は、上記の2個よりもはるかに、リーズナブルな価格帯だからです。
このnotionで会計というテーマの記事を書くにあたり、
僕は、チャットGPT4に
「ノーションで、会計システムを作れますか?」
と質問しました。
その答えは、
「いえいえ、あまりお勧めしません。
ノーションは、会計システムを補完するシステムとして利用することをお勧めします」
でした。
僕は、思わず。
「流石ですね
(チャットGPT4さん3.5とは格が違う)、
私も同じ意見です。」
と答えました(笑
そもそもノーションとは?
ノーションは、米国生まれの複数の機能を一つにまとめて提供するオールインワンのタスク管理ツールです。
最近はやりの、ノーコードの一つでもあります。
それぞれの機能がシームレスに連携し、タスクやプロジェクトの管理、ドキュメントの作成や保存、
カレンダーの管理、データベースの作成や管理、チャットやコラボレーションなど、
ビジネスからプライベートまであらゆる場面で活用することができます。
また、ノーションはデータベース機能も充実しており、簡単にデータベースを作成し、データの登録や検索、
フィルタリング、ソートなどができます。データベース内のデータをビューとして表示することで、
タスクやプロジェクトの進捗状況を一目で把握することができます。
さらに、ノーションはチームでのコラボレーションにも最適です。
共有機能を使って、ドキュメントやプロジェクト、データベースをチーム内で共有することができます。
また、コメント機能を使って、チームメンバー同士でコミュニケーションを取ることができます。
ノーションは、様々な機能を提供することで、タスクやプロジェクトの管理をスムーズに行い、
チームのコラボレーションを促進します。そのため、ビジネスだけでなく、学生や個人でも利用することができます。
ノーションで会計、中小・中堅企業にお勧め!
ノーションを使って会計をする場合、以下の3つの方法があります。
1,ノーションを会計システムのフロントエンドで利用する。
主に、自営業の方や、零細企業にお勧めです。
経費精算のテンプレートを上手く活用して、領収書から手入力で会計データを入力します。
月次の支出などはノーション上で管理して、このデータをCSVでクラウド会計に連携することもできます。
2,ノーションを会計システムのバックエンドで利用する。
これは中小企業にお勧めです。
英語版のテンプレートや、米国のYouTubeでは、沢山の事例が紹介されています。
経営ダッシュボードという形で、会計情報の概略を、経営トップにタイムリーに報告したり、
全社で共有することができます。
3,ノーションを会計システムのフロントエンドとバックエンドの両方で利用する。
会計システムの前後で使います。
1と2を両方実行します。
ある程度ノーションを作りこむ必要があります。
経費精算システムや 請求書の取りまとめシステムを作成することができます。
ノーションで予算管理こそが大本命!
予算管理はどのようにされています?
正確に言うと、予算管理は、会計ではなく、管理会計の範疇ですね。
しかし、会社の大小を問わず、予算管理は重要な課題です。
多くの会社では、Excelやスプレッドシートを使用することが多いかもしれません。
もちろん、会計パッケージのほぼすべてが、予算管理のシステムを搭載していますので、
そちらでやられている会社も多いでしょう。
ですが、どちらにしても、その運用は結構大変だと聞きます。
カスタマイズなどが難しいか、社員間で共有するために、ひと手間もふた手間もかかる。
そこで、ノーションを使用することで、予算管理が簡単にできます。
まとめ
ノーションは、オールインワンのタスク管理ツールです。
様々な機能を提供しており、タスクやプロジェクトの管理、ドキュメントの作成や保存、カレンダーの管理、
データベースの作成や管理、チャットやコラボレーションなど、
ビジネスからプライベートまであらゆる場面で活用することができます。
また、チームでのコラボレーションにも最適で、共有機能を使って、ドキュメントやプロジェクト、
データベースをチーム内で共有することができます。
このようなノーションを会計の補完的なサブシステムとして使うことで、
中小企業は、経理業務の効率化が図れます。
ノーションで会計の使い方は3パターン
- ノーションをフロントエンドで利用する。
- ノーションをバックエンドで利用する。
- ノーションをフロントエンドとバックエンドの両方で利用する。
さらに、ノーションを予算管理に使うことで、
カスタマイズが簡単になったり、社員間でそく共有することができます。
ノーションには、表やグラフィックスなどを簡単に作成することができるため、業務の状況を一目で確認することができます。
また、チームメンバー全員が共有できるため、情報共有がスムーズになります。
この「ニタ社長」ブログでは、
今後も、こうしたノーションの記事を発信していきますので、
ぜひ、中小企業でノーション活用の参考としてください。