『ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの授業(1)』鶴保 征城(著)、駒谷 昇一(著)
出版社: 翔泳社 (2006/10/13) ASIN: 4798111546

◆プログラミングに必要な才能

 ●第一級の数学者の論理性
 ●エジソンのような工学の才能
 ●銀行員の正確さ
 ●推理作家の発想力
 ●ビジネスマンの実務性
 ●協同作業をいとわず、経営的な関心も理解する性向

◆ソフトウェアの重要性

 『・・米国の戦闘機についてです。戦闘機を操作する場合、その操作に関係しているのは
  ハードウェアだけなのか、それともソフトウェアも関係しているのかを調べたところ、
  40年ぐらい前のF-4戦闘機では80%がソフトウェアが関係していましたが、
  F-22戦闘機では80%がソフトウェアなしでは操作ができないということになっています。』

◆ソフトウェアエンジニアリングとは

 ●品質の良いソフトウェアを、いかに効率よく作成するかに関する技術、技法
 ●単なる機能実現から、期間、コスト、品質、保守のしやすさを重視したソフトウェアを
  作ることを目指す

◆プロセスとは

 ●カップラーメンの作り方(p-37

◆ソフトウェア開発におけるプロセス

 ●ウォータフォールモデル

 ●プロトタイプによるソフトウェア開発

 ●アジャイル開発手法

◆課題、仕様、設計

 ●課題とは
  
  『・何を解決したいと思っているか
   ・業務分析、イベント分析を行なう
   ・業務の流れ(業務プロセスモデル)、業務の対象物(業務オブジェクトモデル)を明らかにする』

 ●仕様とは

  『・その問題を解くために何をするシステムを開発するか
   ・問題を解く仕掛けを明らかにする
   ・情報入出力、画面構成
   ・5W2H(いつWhen、何をWhat、誰がWho、なぜWhy、どこWhere、どのようにHow,いくらHowMuch)
    を明らかにする』

◆開発計画書の作成方法 (p-77

◆外部設計工程について

 ●外部設計工程とは

  『・作成しようとしているシステムがお客様のニーズを満たしているかを検証し、確認をとる
    工程が外部設計工程であり、大変重要な工程である
   ・外部設計工程では、ソフトウェアとしての外部インタフェースを定義し、システムを構成する
    サブシステムに分解する。また、サブシステムがシステムの機能を満たすように
    データ構造や制御構造を設計する』

◆デザインレビュ

 『●レビュとは

   ・レビュとは、ソフトウェア(ソースコードやドキュメント)の品質を高めるための検討会議
    のこと

   ・情報システムの設計や開発の工程の中で、ドキュメントを書いたり、ソースコードを作成する
    時間とは別に、かなりの時間をレビュに費やす。目先のことにとらわれ、時間がなくなり
    レビュを省いてしまうと、結果的に全体の工数が増えてしまう

   ・レビュは一度に行なうよりも、工程の単位、ドキュメントの単位などといった細かい単位で
    実施するほうが効果的・効率的である』

★珍しく、システム系の本を紹介してみました。
 あまり読みませんが、たまに、フォトリーだけはしてみたりします。

 最近、本棚を整理した関係で、
 未読本の山から、古い本や、畑違いの本を、紹介します。

本日は、この辺で。

編集後記

①とんこつラーメン
②豚骨醤油ラーメン

先日、ラーメン屋さんの列に並んでいて、どちらにしようか迷っていたのと、
②って、どう読むのか?と思って前の人の注文にきき耳を立てていたら、

よく聞こえません。

でも、感じからすると②が多そうです。

私の番が来て、ドキドキしながら

「ぶたぼね、しょうゆラーメン、下さい!」って言ったら。

「とんこつ、しょうゆ、ですね」って、普通に言い直されました。

ちょっと、恥ずかしかったです。

投稿者 himico-blog