『儲かる!治療院経営のすべて』吉田 崇(著)
出版社: 同文舘出版 (2005/5/16) ISBN-10: 4495567810
目次
第1章 なぜ、あなたの治療院には患者が来ないのか?
第2章 全国大繁盛治療院10選
第3章 すぐにできる販促企画でどんどん患者を増やそう
第4章 当たるチラシのつくり方をマスターして新規患者数を1.5倍にしよう
第5章 患者をリタイアさせない方法
第6章 患者も大満足!!信頼される接遇のイロハ
第7章 患者が通いたくなる外看板と内装・レイアウトはこうする
第8章 こうすれば上手くいく!来院患者分析はこうつくる
第9章 これからの治療院経営はここで差をつけよ
◆競合院の調査を実施しよう
◆何でもいいから一番になろう
◆ブランドイメージを確立しよう
◎ブランドを確立できる院の共通点
①コンセプト・治療内容がわかりやすい
②特定分野での抜群の実績を持っている
③院を代表する「顔」を持っている
④革新性があって他院との違いが明確にある
⑤情報発信を積極的に行っている
◆チラシには新聞折り込みとポスティングがある
◆患者を固定化して安定経営を
『 まず、「一般患者」の段階。いわゆるフリーの患者です。こうした患者は、自分に合った治療院が
ないかを探している段階かもしれません。一度来院しても、次も来てくれるとは限りません。一回目の
来院時に、施術内容と接遇対応で、いかに好印象を与えられるかが重要になってきます。
患者が院を気に入り、何度か来院してくれるようになると、これが次の段階である「知人患者」です。
院長、スタッフと患者がお互いに顔と名前を覚えていて、来院の際、「こんにちは、○○さん」と
言える状態です。
さらに院長、スタッフと患者の接触頻度、新密度が高くなると「友人患者」となります。・・・』
◆患者勉強会を開催する
『 患者勉強会を行なうまでの流れは、①開催日の決定、②講座内容を決める、③患者勉強会の案内ビラを
作成する(開催日時と講座内容を明記)、④来院している患者に告知する⑤テキストを作成する(わかり
やすい文章で2~3枚程度にまとめる)、⑥患者アンケートの作成(今後の患者勉強会の参考にするため)、
となります。
また、患者勉強会を開催するうえで注意したいことは、①いま来院している患者にのみ告知する(新患
獲得を狙って近所にポスティングしても反応は薄い)、②最初からたくさんの人にきてもらおうと思わず、
当初は数人でもよいという気持ちではじめる(常連患者の満足度向上という位置づけ)、③数回で終わると
逆効果なので、半年先くらいまで開催日を決めておく(月一回ペース程度)、などです。
◆患者は心と体を癒したい
◎体だけでなく、心まで元気にできれば喜ばれる
『 治療院は体を治療するところですが、患者が体を悪くした原因がストレスなどの精神的な部分にある
場合も少なくありません。私のお付き合い先の院長に聞くと、「この治療院に来るだけでラクになるよ」
と患者に言ってもらえることも多いとか。』
★船井総研のコンサルタントの方が書いているだけあって、
内容盛りだくさんで、
患者さんとの世間話に適した内容だとか、
具体的な、声掛けの仕方だとか、
なるほど、こんな細かいところまで、繁盛院は、実践しているのだと、勉強になりました。
異業種のノウハウ本を、
読むと、意外なヒントが満載で、けっこう、面白いです。
どんな人にお勧めかは、ちょっと、思いつきません。
本日は、この辺で。