『働くパパのための「幸福な家族」のつくり方』あいはらひろゆき(著)
出版社: 日経BP社 (2007/2/15) ISBN-10: 4822245675
——————————————————————————–
目次
序章 いま、家族がかわりはじめた
第1章 「幸福な家族」のつくり方
その1 家族を持ち、「子ども」という強烈な存在と出会う
その2 父親であることを楽しもう
その3 キッズマーケットを堪能しよう
その4 男性視点の「ワークライフ・バランス」—-わがまま社員のススメ
その5 家族はプロジェクトだ—-古い家族観から自由になろう
その6 子ども中心で生きよう—-子ども投資が家族の未来をつくる
その7 妻との賢いつきあい方
その8 家族間コミュニケーションは魔法の杖
その9 汎家族コミュニティの正しい活用法
その10 家族ブランディングのススメ
第2章 いまどきの父親たち(ネオパパvsオールドパパ)
ネオパパの特徴1 父親を楽しむ—-とにかく前向き、積極的!
ネオパパの特徴2 親子で共通の夢や目標を持つ—-子どもと一緒に体験したい!
ネオパパの特徴3 積極的な子ども消費—-子供服選びは最高!
ネオパパの特徴4 幼い頃からの教育環境重視—-お受験ブームの先導者
ネオパパの特徴5 子どもの食は父親の担当—-情報収集は欠かせません!
ネオパパの特徴6 子どもとの会話重視—-テレビよりも食事、絵本だ!
ネオパパの特徴7 子どもと街を歩くのが大好き—-娘連れの姿を見られたい!
ネオパパの特徴8 かっこいいパパでありたい—-おしゃれは自己証明なんだ!
第3章 ネオパパ、3つのタイプ
ネオパパ1 コンサバ優等生パパ(全体の27%)
ネオパパ2 ちょいモテ志向パパ(全体の9%)
ネオパパ3 らしさ追求パパ(全体の17%)
第4章 オールドパパたちの安穏と苦悩
オールドパパ1 住圧ローンパパ(全体の21%)
オールドパパ2 ふわりさまよいパパ(全体の26%)
終章 「幸福な家族」づくりは今日も続く
付録 父親たちの本音
◆終わりなき競争社会の憂鬱
『 「会社」という拠って立つコミュニティを失った父親たちは、どこに向かっているのか。
実は彼らは、残されたコミュニティとしての「家族」に居場所を見出しはじめているのです。』
◆「家族」をテーマにした男性ファッション誌の登場
『 「教育系キッズ誌」だけでなく、ファッション誌においても「家族」は重要なキーワードと
なっています。インターナショナル・ラグジュアリー・メディアという会社が発行し、
人気を集めている男性ファッション誌「オーシャンズ」がその好例と言えるでしょう。』
◆「家族志向=仕事もできる」へのイメージ転換
『 「仕事より家族優先」と公言するビジネスマンが増え、仕事ができるビジネスマンほど、
家庭にもちゃんと関わるという傾向も強まっています。「家族志向の男ほど仕事ができる」
という社会イメージさえ広がってきているのです。』
◆「幸福な家族」のつくり方
◎その1 家族を持ち、「子ども」という強烈な存在と出会う
『 ほくはそれまで、子どもは一生いなくてもいいと考えていました。子どもができることで、
自分の生活が制約されるのがいやだったのです。
でも、子どもが生まれてみると、そんな考え方はすぐに吹っ飛んでしまいます。
それまで何よりも重要だと感じていた「仕事」や「自分」のことが、とっても普通のことに
思えてしまったのです。そして、いままでに感じたことのない、圧倒的な「幸福感」が自分を
満たすようになりました。
そのくらい、子どもという存在は強烈だったのです。それまでの
「子どもなんていなくても、十分幸福だ」
と本気で言っていた自分が、まったく信じられないくらいでした。』
◎その2 父親であることを楽しもう
◆ネオパパ、3つのタイプ
◎ネオパパ① コンサバ優等生パパ(全体の27%)
『一流企業に勤め、仕事熱心で高収入。ファッションにも関心が高く、若く見られたいとは思ってますが、
浮気や離婚には否定的で、保守的。子どもとは共通の目標や価値観を持ちたいという意識が高い。
奥さんは専業主婦比率が高く、夫婦仲は非常に良い。』
◎ネオパパ② ちょいモテ志向パパ(全体の8%)
『「コンサバ優等生パパ」に次いで高収入。共働きの比率が高く、財布は夫婦で別管理。ファッションへの
こだわりがとても強く、女性にモテたい意識も高い。浮気に対してはもっとも肯定的な考えを持ち、
子どもに対しては甘やかす傾向が強い。』
◎ネオパパ3 らしさ追求パパ
★この本を本屋で手に取ったときには、
タイプ別分類などが、ちょっと、と思い、イマドキに狙った、ツマラナイ本だと感じながら、
流行をおさえる為に購入しました。
でも、
読んでみるとなかなか、面白いです。
気合と、集中力で、仕事時間を半分にするとか、子育て時間を捻出するためのアイデアも満載です。
もしかしたら、
子育てに憧れる、「若い世代」に向いています。
働くパパ友にも、もちろん、お勧めです(笑)。
本日は、この辺で。