『コーチングのプロが使っている質問力ノート』ルパート・イールズ=ホワイト、コーチ・トゥエンティワン
(著)
目次
第1章 よい質問が人に行動を起させる
第2章 会話に必要なのは「よい話し方」ではなく「よい聞き方」だ
第3章 よい質問は5W1Hを使ってつくる
第4章 質問することで説得できる
第5章 質問することで自分の意見を主張できる
『 多くの部下は、上司との関係を決めているものが、変えることのできない上司の性格や
資質ではなく、上司との会話における質問だということに気がついていません。
ところが、適切な質問をすることによって、上司との関係はいくらでも好転させていくことが
できるのです。』
『 オープン・クエスチョンを活用して部下に考えさせ、自発的に解決策を提案させています。
しかし、最後に「今日から始められるかな?」というクローズド・クエスチョンをして、
部下が解決策を実行するようにしているということも見逃してはいけません。』
◆質問の形を使い分ける
『 よい質問をするということは、ただたくさんのオープン・クエスチョンをすればいいという
ことではありません。オープン・クエスチョンとクローズド・クエスチョン、それぞれに役割が
あるのです。』
◎クローズド・クエスチョンが役立つとき・役立たないとき
『 クローズド・クエスチョンは、事実をはっきりさせたいときや、答えをすぐに出して
もらいたいときに役立ちます。』
◎オープン・クエスチョンが役立つとき・役立たないとき
『 オープン・クエスチョンは、相手に自由に考えさせたいときに役立ちます。
質問されたほうは、新しい発見をすることができます。』
◆会話に流れをつくろう
『質の高い人間関係を気づくための会話は、目的を持った会話である』
1 人生において何かを達成するには、そのことに焦点を絞ることが必要だ。
2 会話がうまくいくというのは、会話に参加している人が、会話のあとでどんな行動を
起こすべきか理解するということだ。
◆なぜ人の話を聞けないのか?
1 話し手のほうが高い評価を受けると思い込んでいるから
2 相手よりも自分のほうが重要な存在だと思っているから
3 相手よりも自分のほうが知識があると思っているから
4 集中力には限度があるから
5 自分の考えに固執しているから
★神田さんがよくいいますが、
適切な質問を投げかけることさえできれば、かなりの確立で問題解決はできるそうです。
重要なのは、
質問のつくり方、です。
知り合いでもと話していると、
この人は、本当に質問が上手いな、とか。
この人と話していると、不思議と考えが整理されるとか。
そんな人はいませんか?
私は、そうありたいと思いつつも、
そんな友人が何人かいて、会うたびに、感心させられます。
この本は、ちょっと、ヒントになりそうです。
本日は、この辺で。