『オシム 知将の教え―「伝わる言葉」で強い組織をつくる』児玉 光雄
出版社: 東邦出版 (2006/08) ASIN: 4809405567
目次
第1章 オシム流人材育成法
第2章 すべては頭脳で決まる
第3章 組織としての成果
第4章 成功者の思考
第5章 逆境にこそ学べ
第6章 勝負に対する意識革命
第7章 リーダーがなすべきこと
第8章 日本人の課題
◆リーダーの過激さは簡単に部下に伝染する
『選手に安住の地を与えるな。
野心のないヤツはだめだ。
年金生活者のような選手より試合に飢えたJ2の選手のほうがいい』
『過激なリーダーの下には、過激な部下が育つ。野心が心のなかにどんどん育っていく。
過激というのはジェスチャーが派手であったり、部下に檄を飛ばすことだけを意味するの
ではない。
部下の意識をどんどん変化させて、上昇志向の気持ちを彼らの心のなかに植え付けるこ
とを過激という。』
◆プロフェッショナルなら24時間考えること
『君たちはプロだ。
休むのはオフになってから、あるいは引退してから十分だ。
シーズン中はサッカー以外のことなど考えるな』
◆短所を直すのではなく長所を伸ばしてやろう
『どんなチームでも長所と短所がある。
持ち合わせた自分たちの特性を、どううまく伸ばせるかが重要なのだ』
◆チーム全体でリスクを楽しもう
『要するに、この”リスクを冒す哲学”を、私個人だけでなく、
千葉の選手たちと共有し、ともにやっていけるのかということだ』
★ちょっと、話題のオシム監督、オシム語録というか、
オシム節の解説本(?)なんでしょうか。
筋金入りのファンからしてみると、どうかと思います。
わたしも、正直、解説があっているのか、よく分からない部分もあります。
ただ、著者もスポーツ心理学の専門家なので、
基本的な考え方の、狙いどころは、あっているのかもしれません。
児玉光雄氏の本を、ついでにもう1冊買ったので、
そのうち、またご紹介するかもしれません。
本日は、この辺で。
編集後記
大手を振って、土日に2連休を頂きました。
身体もやっぱり楽だなぁ、と言いたいところですが、
家族サービスに頑張りすぎました(笑)。
土曜日は、奥多摩までドライブし、浅瀬に足を突っ込みました。
帰りには、高校時代の友人の家に、お邪魔をし、
「ぶーちゃん妹」のためにベビーカーを譲ってもらいました。
旦那さんは、中国に単身赴任中なんですが、
この場を借りて、お礼を言わせてもらいます。
『ありがとう!』
ちなみに、ぶーちゃんは、お約束というか、川で転倒し、
びしょ濡れまではいきませんが、ちょっと濡れてしまいました。