『ものづくりの教科書 強い工場のしくみ』日経ものづくり(編集)
出版社: 日経BP社 (2006/10) ASIN: 4822218902
目次
第1章 これからのニッポンの工場
第2章 トヨタ生産方式
第3章 セル生産
第4章 IT活用
第5章 自動化
第6章 生産性向上
◆中国と共栄する日本のものづくり
◎工場はディズニーランドではない
『日本の労働者は、他の国から見ると変わっている。日本の労働者はそういう中で、働く
喜びを見いだすのだ。「昨日に比べて今日は0.2%も不良率が低くなった。良かったね」
「俺達が修理した金型が今日も一日機嫌よく働いてくれた。良かったね」と、喜び合い、
励まし合いながら、単調さにメリハリをつけている。これは発展途上国で簡単にまねできない。
』
◎ものづくりは粘りと頑張り、まごころと辛抱
◆平準化が必要なワケ
『平準化には量の平準化と種類の平準化の二種類があり、その目的はやや異なる。』
◆トヨタ生産方式が定着しにくい理由
◎技術者最適と作業最適のズレが崩壊を招く
◎作業者は悪くない
『「うまくいかない原因を作業者に押し付けていたら、絶対に定着しない」
作業者が作業標準を守らない場合も同様だ。作業者は悪意を持って標準作業を逸脱している
わけではない。守らないのは、その作業に何らかのムダや不自然さがあるから。
「標準作業を守ってもらうには、作業性と効率を両立させればよい」』
◆「流れ線図」で現状分析 P-42
◆「摺り合わせ」が人を育てる
◆ブラザー工業(瑞穂工場)
「標準化による作業時間統一で出荷順の一個流し生産を達成」
★「日経ものづくり」という雑誌が、1年間いただけるということになりました。
それは、あまり読んでないのですが、
こんな本を買ってしまいました。
製造業の進歩には、本当にびっくりします。
しかも、先日もテレビでやってましたが、
それを、現場の作業者の改善提案で行なっていくという、
トヨタ生産方式を見て、感心しました。
こういった、テクニックを営業活動や、管理業務にいかせると面白いなぁと、
常々思います。
本日は、この辺で。