自分さがしの瞑想 アーノルド ミンデル

書評

アーノルド ミンデル(著)『自分さがしの瞑想―ひとりで始めるプロセスワーク』
出版社: 地湧社 (1997/10)

目次
 第1部 新しい瞑想としてのプロセス瞑想(東洋の瞑想と西洋の心理学をつなぐ
    プロセス瞑想の基本的な考え方どの感覚からも瞑想は始まる)
 第2部 気づきのプロセス(知覚のチャンネル増幅 ほか)
 第3部 ワールドワーク(対人関係のワーク自然を感じるワーク ほか)

◆東洋流と西洋流

 ◎西洋の心理学の問題点
  ・自分の外側ばかりに向う
  ・お互いつながりがない
  
 ◎東洋の瞑想の問題点
  ・いつでも、心身を静めることから始める
  ・深く内面に入るが、人間関係をなおざりにする

 ◎プロセス瞑想の特徴
  ・いま、ここに、生きる

 『いま世界中の人々は、廃棄物をただ排水溝に流してしまうのはとても危険なことだという
  ことに気づき始めています。地球の水の循環システムが汚染せれて、うまく流れなくなる
  ように、大気中に緊張を投げ捨てることは、この惑星の大きないのちの流れをつまらせて
  しまうかもしれません。この惑星は、私たちがみんな喉を渇いたときに水を飲む場所なの
  です。もし地球がひとつの生命体であるならな、私たちは、そこにいらないものを投げ捨て
  ることはできません。その生命体の中にちゃんと戻すことが必要なのです。』

◆プロセス瞑想の基本的な考え方
 
 ◎善悪の判断と因果論を超える
 ◎どんなできごとにも意味がある
 ◎自分の知覚に共感的に気づく
 ◎注意を集中し、増幅する

◆エッジとは何か

 『エッジというのは、〈がけっぷち〉というような意味で、〈気づきの限界点〉のことです。』

◆自然を感じるワーク

 ◎自然を感じる瞑想
 ◎自然の中のいやな部分とのワーク
 ◎自分の場所を見つける
 ◎ビジョンクエスト

  『ビジョンクエストは、北アメリカ・インディアンの主要な宗教的儀式ですが、これは、
   より高い力である大地からの援助と導きを求める探求なのです。アメリカ・インディアン
   の若い修行者は、断食をし、静かに座り、瞑想し、部族のシャーマンと自分の問題を
   話し合うかもしれませんが、かれらの瞑想には必ずビジョンクエストが含まれています。
   そこで、その修行者は自然の中に出かけ行き、人生で失われている英知を発見するのです。
   その人は、木々に耳を傾け、夢を待ち、幻覚などの異常な体験を待ちかまえ、それから
   シャーマンのところに戻り、その体験を彼と一緒に解釈するのです』

★本田健さんの「ユダヤ人大富豪の教え」でも、主人公ケンが、ある種のビジョンクエストを
 行っています。

 大人への儀式として、あるわけですが、
 通過儀礼のない、現代人・文明人には、もどきでも、やる意味がありそうです。

 単に、自然の中を歩くだけでも気分がいいです。
 今日も、早朝散歩にでました。
 ひんやりした、木の香りというか、パワーを感じながら歩くと、
 心が落ち着きます。

本日は、この辺で。