江幡哲也(著)『アスピレーション経営の時代』

書評

江幡哲也(著)『アスピレーション経営の時代』
講談社 ; ISBN: 4062820110 ; (2006/04/21)

目次
 第1章 僕の「世直しビジネス」宣言!(ライブドアが「実業」だった頃
世の中にあふれる情報はどこまで正確か ほか)
 第2章 世界一シンプルなビジネスのルール・10ヵ条(ルール(1)仕事には三つの輪がある
ルール(2)「よいことに取り組むこと」が人の力を引き出す ほか)
 第3章 「リクルートの立ち上げ屋」と呼ばれて(おやじは本当に怖かった
キャバレーにいった中学生時代 ほか)
 第4章 スタート・アップ!~オールアバウト誕生物語(急浮上したアメリカとのジョイントベンチャー構想
目をつけて一ヵ月でニューヨークへ ほか)
 第5章 みんなが幸せになる「志(アスピレーション)」の哲学(ワンランク上の視点を持とう
人事異動はいちばん弱いヤツから告げる ほか)

◆インターネット業界のポジション図(p-31)

◆長く続く事業をしよう
 1、本質的な価値の追求
 2、新しい価値の創造
 3、サービス業精神の徹底
 
◆会社はステークホルダー全員のもの

 『オールアバウトで言えば、株主に加えて、カスタマー、広告主(商品を出してくださっている
  企業も含めた各社)、ガイドを代表とするたくさんの専門家、従業員、多くの協力企業・・・
  といったステークホルダー全員のためにあると考えています。だから、アメリカ流の
  「株主至上」主義という考えには賛成しかねるのです。
    僕と同じような考えを持っているのは、実はかなり若い世代の経営者に多いようです。
  いわゆるITベンチャー起業家の「第三世代」といわれる人たちです。』

◆個人に情報パワーをシフトする

 『知の偏在、つまり情報不足のために消費者が被害を受けているとか、騙されたとか、
  不利益を被ったといった話はたくさんあります。これからの業界に情報の流通を
  うまく作り、これまで何も知らされていなかった個人の側に「情報のパワーシフト」
  をしたいのです。』

 『個人が活性化し、個人消費が増え、日本が元気になる。そのときは、誰かの言いなりに
  ならず、誰かの真似もせず、画一化された情報にも流されない─そういう個人が
  増えていくはずです。』

◆世界一シンプルなビジネスのルール・10ヵ条

 ルール② 「良いことに取り組むこと」が人の力を引き出す
 
 ルール③ コミットメントを引き出そう

 ルール⑥ 事実と意見を分ける
 
 ルール⑦ すべてのことは図表になる

 ルール⑧ 「目的の目的」展開をしよう

  『このように「目的の目的」展開を進めていくと、どうしても社会の中における仕事の
   意義を考えることにならざるを得ないのです。』

◆リクルート事件と江副さんの退任

◆あらゆる業界で情報の流れを変えるんだ!

◆10万人のキーマンをデータベース化

 『一年後の95年、僕はまた新規事業を立ち上げました。「キーマンズネット」という
  事業です。その仕組みは次のようなものでした。』

 『・・実際に、10万人の会員のために10万のサイトを作り、それぞれに合わせて
  自動的に編集するシステムを作りました。いまで言うと、「マイ・ヤフー」・・・』

★この江幡さんは、「世直しがしたい」そうです。
 リクルート出身で、「リクルートの立上げ屋」と呼ばれていたという凄い経歴です。

 しかも、立ち上げた内容が、
 FAXサービス、日本におけるファックスDMのパイオニアといえそうです。
 また、キーマンズネット、これは私も最近登録しましたが、
 けっこう役立つ情報を毎日送ってくれます。

本日は、この辺で。