常識を再発明する!―

書評

『常識を再発明する!―YAPPAが切り拓くコミュニケーション・テクノロジーの未来』伊藤 正裕(著)
出版社: ダイヤモンド社 (2006/9/15) ASIN: 4478321256

目次

 第1章 フィロソフィー―普遍的に社会貢献ができる会社をつくる(普遍的に社会貢献ができる会社
根拠のない自信 ほか)
 第2章 ミッション―人間の能力を活かしたインターフェイスを開発する(常識の再発明
ヤッパのミッション)
 第3章 テクノロジー―OSやハードに依存しない独自のウェブ3D技術(ウェブ3Dとは何か
ウェブ3Dをビジネス化する ほか)
 第4章 物づくり―いかにアナログと技術を融合させるか(デジタルとアナログの融合
デジタルによる生産管理)
 第5章 常識を再発明する―人間の生活を豊かにするアナログ発想(アナログ生活を豊かにするデジタル技

術ヤッパの夢と提案 ほか)

◆根拠のない自信

 ◎目標を絶対に達成可能と思い込むことが大切

 ◎「根・勘・運」が大事

  『何事も根気よくやっていると、勘がよくなり、運もついてくる。とにかくあきらめないことだ。
   私は会社を始めてから、ほとんど毎日、ビジネスのことや会社にいる夢を見る。それほど
   仕事に夢中になっているので、普段使っていない脳も使われるようになり、勘が鋭くなるので
   はないかと思う。これまで予想外にうまく契約が取れて、・・』

◆詐欺に引っかかって倒産の危機

◆好きな言葉

 『「プレッシャー・メイクス・ダイヤモンド」がある。高い圧力が炭素を結晶化し、
  ダイヤモンドになることから、大きなプレッシャーから大きな成果も生まれるという意味だ。
  言い換えれば、敢えて自分に高いハードル、高い目標を与えて、それを自分で乗り越えた時に
  こそ、ダイヤモンドと呼べるようなイノベーションやブレイクスルーが生まれるということだ。
   昔の人は「若い時の苦労は買ってでもしろ」といったが、それは苦労を乗り越えた時に
  得るものの大きさを知っていたからだろう。もし、プレッシャーが辛いなと思ったら、
  これは自分をダイヤモンドに変えるための自然の原理なのだと思えばいい。』

◆テレビが再発明されれば、リモコンは不要になる

 『次世代のOS(基本ソフト)は、ファイルシステムからデータベースに移行するのではないだろう
  か。つまり、OSレベルでデータを格納する機能が高度化されて、簡単に検索できたり、お互いの
  データを連携させて使ったり、デジタル機器とのファイルやデータの交換もずっと多機能で
  簡単になる。』

 『・・そうした時代になれば、3Dは情報の接点として重要な役割を担うようになる。詳しくは
  後述するが、立体空間を再現できるので人間の感覚に近い方法で情報をわかりやすく提示
  したり、操作などのインターフェイスを使いやすく改善することができる。例えば、
  ファイルが「ウィンドウ状に開く」のではなく、本の「ページをめくるように開く」ことも
  可能だ。』

◆ウェブ3Dとは何か

 ◎超高速で3Dを描画する世界唯一のソフト

★ヤッパの伊藤さんの本を紹介するのは、2冊目です。
 その時は、史上最年少の社長本ということでした。

 冷静に考えると、今、23歳というこなんで、最年少かどうかは微妙ですね。
 ただ、フィロソフィーが大事とか、
 これは、稲盛さんの本かと思うほど、
 まっとうなことを書かれています。

 また、創意工夫のレベルでは、天才的と思えるものもあるので、
 未来の本田宗一郎や、稲盛和夫レベルなのかも、しれません。

 3Dのことは良く分からないんですが、
 ロールプレイングゲームなど、かなり進化しているらしいです。
 そういった技術が、操作性ということで、
 リモコンの代用品として活用されるというのが、著者の主張です。

 そのキーテクノロジーを持っているのが、ヤッパという会社だそうです。
 テレビのリモコンが60~70個あるのは以上だと、
 この技術で、ボタン数は劇的に減るそうです。

 なるほど、楽しみです。

本日は、この辺で。