竹田陽一 ランチェスター経営 本まとめ

書評

佐藤元相(著)竹田陽一監修「小さな会社★NO.1のルール ランチェスター経営1位作りの成功戦略」

 

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目次
「売れない!」って白旗宣言する前に
第1部 最も効果的な儲けの仕組み
NO.1のルール1★なぜお客はあの会社からモノを買うのか?
NO.1のルール2★1位を作れば儲かる理由とは?
NO.1のルール3★あなたの会社にも1位のものがある!
NO.1のルール4★あなたの会社の1位は誰が知っている!?

第2部 あなたの会社を1位作りに落とし込め!
NO.1のルール5★1位作りに必要な条件とは?
NO.1のルール6★戦略を立てて1位を作る!
NO.1のルール7★戦術が儲けの仕組みを生み出す!

監修によせて ランチェスター経営株式会社 竹田陽一

◆お客は「1位(ナンバーワン)」が大好き!

◆あなたは多くの時間と労力をムダにしている!

◎昨今、ブログのブームということもあり、やたらにこれを始める人がいる。何か新しいことに対して
取り組むのは良いことだ。ただし、それにはブログを始める目的・目標がはっきりしていることが前提になる。

「検索サイトの上位にブログが掲載されたところで、お客にあなたの「一番」が
伝わなければ、お客はゴミとしか考えない。」

「それまでかけた労力は、ムダに終る。」

「こんなにムダなお金が意味のないブログに費やされていく。」

◆1位になると起きる3つの現象
1、お客がほかから流出して1位の会社にやって来る
2、口コミや紹介が増える
3、集客コストが下がる

◆あなたの会社の一位を見つける!

◆1位作りのための「6つのステップ」

◆1位はあなた自身の中にある!

◆発想を生み出すミーティングのやり方(P-124)

◎スタッフ全員で1位を見つける6つのステップ

◆お客作りで1位になることを念頭に置く

◆1位作りの戦略は絞り込むこと!

◆戦略を戦術に落とし込め!

★ランチェスター経営の基本が初心者にも分かりやすく、実例をまじえて説明しています。
ブログに関しては、もっと厳しいことも書いてありましたが、
あえて、反省しつつも、前向きに継続しようという主旨で、たっぷり引用させてもらいました(笑)。

ミーティング方法などは、ぜひ、参考にして、実践で使いたいと思います。

これが面白ければ、竹田先生のランチェスター経営の本を、追加で読むとさらに理解が深まります。
中小企業経営・起業では、「弱者の戦略」は、必ずおさえておきたいテーマです。

本日は、この辺で。

 

田岡佳子著「ランチェスター戦略がマンガで3時間でマスターできる本」

 

ランチェスター戦略を日本に紹介したと言われるのが田岡先生です。

◆ランチェスター第一の法則
「一騎打ちの戦いの場合、兵力数の差が、
生き残りの差となり勝ちにつながる」

◆ランチェスター第二の法則
「近代戦の場合、損害量は、お互いの兵力数の二乗の差に拡大する」

◆弱者の戦略
1)強者の死角をつく
=地域、製品、顧客などを細分化する。県境、区の境目など
強者のテリトリーの死角のエリアを見つけ重点的に攻める

2)一騎打ち型の戦いを挑む
=一点に戦力を集中する。そのとき強者の最弱点に狙いを定める

3)接近戦に挑め
=訪問販売、直接販売、徹底したチラシ作戦、ローラー作戦で
勝負する。顧客のニーズを調べ、的を絞って攻撃する。

4)一点集中に徹する
=小さな地域、一つの商品などで、シェア40%以上の圧倒的
NO1を作る。

◆戦略の基本は差別化
1)自分の過去の路線に対する差別化
2)強者に対する差別化
3)先発企業に対する差別化
4)上位の地位にある企業に対する差別化

◆ゼロベース発想を持つ
戦略的な体質に改善するには、発想の転換が必要である。
過去の経験からくる先入観、固定観念は捨てることだ。
過去の延長線上に現在や未来をとらえないこと。
「過去をゼロ」とする「ゼロベース発想」が必要である。

◆ローラー調査の必要性
=ローラー調査とは、特定の地域や業種を選択し、
そのエリア内における得意先やユーザーに対し、
徹底的に調査することである。

ランチェスター戦略・経営は、まだまだ奥が深いです。
個人的には、竹田陽一先生が分かりやすいので、
テープで勉強しています。
中小企業「弱者」にとっては、非常に参考になる考えです。
遊び半分で、ランチェスターの法則が正しいかどうか、
実証しようと思い、コンビニで「遠すぎた橋」という
第二次大戦のロールプレイングゲームを購入しました。
(しかも2千円のところ、値切って半額になりました。
言ってみるものです。)
まだルールを学び、腕を上げてる段階で証明には、
程遠いところです。
(ただ単に遊ぶだけで終わるかも?)

本日は、この辺で。

竹田陽一著『儲けのしくみ、教えます!「ランチェスター経営」がわかる本』

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第一章 経営の基本をマスターしよう!
第二章 戦略と戦術はまったく違う!
第三章 小さな会社の戦略を学べ!
第四章 小さな会社が売り込める商品を作れ!
第五章 小さな会社は一位の地域を作れ!
第六章 小さな会社は業界と客層を絞り込め!
第七章 小さな会社は接近戦の営業しかない!
第八章 小さな会社はお客に好かれることが一番!

◆会社は何で生きているのか?

「粗利益」です。

必要な粗利益を安定的に作り出す

粗利益は「いつ」生まれるか?→ 「お客のお金」と「商品か有料のサービス」を交換したときだけ

◆どんな業界にも競争相手がいる

◆小さな会社に必要な8つの重要事項

◆営業マンの3大作業

◆社長の実力は、良い教材と学習回数で決まる!

◆社長の実力は「戦略」で決まる!

◎将軍の役目とは

◆戦略が決まれば「戦術」が決まる

◎戦術とは見えるもの

◆「ランチェスター法則」が儲けを生み出す!

◎ランチェスター第一法則
攻撃力=兵力数×武器性能(質)

◆「弱者の戦略」の基本を徹底的研究!
1、強い競争相手との差別化

2、競争目標と攻撃目標の分離

3、小規模1位主義、部分1位主義

4、細分化する

5、重要な目標を1つに絞る

6、目標の範囲を狭くする

7、接近主義、直接主義

8、経営力の集中投入

9、軽装備の実行

10、隠密営業の実行

11、長時間労働

12、弱者は小さな成功で調子に乗るな

◆市場規模が小さな業界や客層に目標と範囲を定めよ!

◆「名刺」はお客との出会いの第一歩

◎名刺は最初の武器

★とにかく、一度だまされたと思って読んでください。大企業の方はけっこうです(笑)。
ランチェスター経営とハガキ営業(?)については、日本で間違いなく第一人者です。
作られた情報商材・教材の数も、恐らく個人では日本一ではないでしょうか?
そして、自らの戦略どおり、信念を持って、首尾一貫した「営業活動」を行われています。

将来、独立・起業したいけど、何か勉強しておきたい、という方には、最適の1冊です。

本日は、この辺で。

 

 

竹田陽一著「小さな会社★社長のルール」 フォレスト出版

この本はもっと早くご紹介したかったのですが、あいにくどこにいったか分からなくて、

先ほどブログへの応援コメントを見て、パワーを頂き、寒さの中外に出て車のトランクから見つけ出しました。

まず竹田先生と言えば「ランチェスター経営」の第一人者です。

 

 

ランチェスターの法則とは、
第一の法則 攻撃力=兵力数×武器性能(質)
第二の法則 攻撃力=兵力数の二乗×武器性能(質)

 

です。

二乗なんて出てくると、一瞬にして文系の私の頭は真っ白になりますが、まあ計算に使うわけではないので、私自身はこういいうものかという程度の理解です。

つまり、第一の法則は、武器性能が同程度と言う前提で、戦いにおいて数的優位を作ったほうが勝つ、サッカーの試合でも言われますが1対1の戦いです。

 

第二法則は、武器性能が同程度と言う前提で、射程距離が長い兵器を使い、双方が離れて戦ったときに、100人と60人が撃ち合うとその損害の出方は1対3になることを意味します。

つまり人数の差以上の圧倒的な力の違いがでてくるということです。
そうした点を踏まえ、従業員30名以下の会社社長が取るべき「弱者の経営戦略」を展開していきます。

さらに手厳しいのは、よく従業員教育が大事と言って、セミナーや講習へ送り込む社長がいますが、

社長自身の勉強が一番大事でそこにコストをかけることが、業績アップに大事だとしています。(教育費の9割を社長一人に集中して投入すること)
また会計中心の経営が、実態をゆがめているとも力説しています。

「会計の仕事自体はすくなからぬ経費を消耗しますが、1円の粗利益も生み出すことはありませんから、いかにして会計作業のコストを下げるかが大事な使命になるのです。」
その実行策として

1、「弱者の財務戦略」をマスターすることーこれは大企業中心のコンサルタントや本の強者の財務戦略を鵜呑みにするなと言っています。

実際にそういう視点で考えると、ほとんどの経理本や会計システム、財務コンサルタントのテーマ自体は、

年商が最低でも100億以上、もしくは200億以上の規模の話をしており、一番すそ野の広い社員30名から100名ぐらいの会社とは大きくかけ離れているのが分かります。

2、経営を構成する要因をはっきりさせたあと、財務や会計が経営全体の中でどれくらいのウェイトを占めるかを明確にさせること、

財務全体のウェイトが7%になり、繰り返し業務になる「会計作業」は、経営全体の1%のウェイトしかありません。

これには非常に厳しい意見との感想を持たざるおえませんが、

筆者はそれについてのサポートとして、第三セクターなどの例をあげながら資金力さえあれば経営がうまくいくわけでないと述べています。

さらにウラ技的なテクニックとして、経理作業のコストダウンに「損害保険」をかけることをあげています。

税務申告にさいして経理担当の熟練度に合わせて3から1%利益を過剰に申告し、国家に寄付したと思って余分に納税することです。

良いかどうか分かりませんが、他所で聞いたことがない画期的アイデアです。

また製造業の歩留まりもラスト1%の精度上げるために、大きな手間とコストがかかると聞きます。これも同じ話ですね。そして結論として会計よりもお客としています。

こうして浮いた人手や経費を営業戦力の一部として少しでも多くのお客づくりに回せば、利益性が格段によくなります。

本日はここまでとさせていただきます。

編集後記

こんにちは、一日お休みをおいてのスタートです。昨日は、車のバッテリーアップなどいろいろ突然な出来事があったので、更新できませんでした。

仕事の後にも関わらず、友人が救援に来てくれ、無事解決しました。この場を借りて感謝します。「ありがとう」。

竹田 陽一 (著)『プロ☆社長 (単行本(ソフトカバー))』

中経出版 (2006/6/30)ASIN: 4806124508

目次
1 粗利益―「粗利益が生まれる仕事」を明確にする
2 利益性の原則―移動時間・社内業務を10%下げれば、経常利益は2倍になる
3 ランチェスターの法則―中小企業は「弱者の戦略」で差別化せよ
4 学習方法―最強の学習方法は、CD・DVDを数十回聞くこと
5 コンサルタント活用法―自社にマッチしたコンサルを雇い、社長自身が学習する

◆98%は社長ひとりの実力で決まる

『経営は人で決まるとよく言われますが、その「人」とは従業員の人でなく、
「社長その人」、ひとりなのです。』

◆どんな業界にも多数の競争相手がいる

『しかも会社と会社の力関係はある限定された局面に投入される「戦術量の2乗」に
比例するので、経営規模が小さな会社は特別な対策をとらなければひどく苦戦します。』

『・・経営パワーをムダなく有効に投入するには、
「どこ」の地域の
「だれ」に対して

投入するのか「目標」をはっきり決めておくことが欠かせません。

『今、経営の全体像を説明しました。しかし人はお金に対してひどくとらわれているので、
会計の専門家を初めとして社長の中にも「経営の中心は会計にある」と考えている人が
多くいます。事実、経営計画書づくりの本の内容を調べると、9割以上が会計を中心に
説明されています。
会計の仕事も必要ですが、会計の仕事からは1円の「粗利益」も生まれません。さらに
会計を中心にすると次は賃金制度や内部の活動がより重視されるようになります。
こうなると経営の源になるお客づくりがおろそかになったり、競争力のある商品づくりが
「おろそか」になるので結局業績が悪くなります。
繰り返しになりますが、会社は粗利益で生きており、その粗利益はお客からしか出ない
のですから、経営について考えるときは「お客を出発点にする習慣」をつけておくべきです。』

◆「経営を構成する大事な要因」をはっきりさせる

◆粗利益の「7割」が営業経費に使われている

◆移動時間・社内業務を10%下げれば、経常利益は2倍になる

◆面談・コミの時間を10%上げれば、経常利益は2倍になる

◆経営の目的は、「利益の追求」ではなく「お客の創造」にある

◆戦術リーダーは自分自身、戦術行為をしないことが原則

★最強の教材はCDやDVDを数十回聞くこととあります。
私自身は、この竹田陽一先生、神田昌典(アルマック)、経営合理化協会さんなどの
CDやDVDを聞いています。
もともと、そうした経営の話や、社長さんの講演が好きなので、
携帯電話の音楽再生機能をフル活用して、
よく聞いています。

また、竹田先生は、勉強に役立つ本を、アナウンサーに頼んで、録音したこともあると
書いています。その熱意も凄いですが、数十回繰り返し聞いたという執念も
なかなか普通の人とは違います。

先日、ご紹介した
藤本 篤志 (著)『御社の営業がダメな理由 (新書)』
と内容はかぶるところもありますが、

竹田先生のお話のほうが、はるかに体系的に整理されており、モレも少ないです。
このページからも竹田先生へのリンクがありますので、ご興味ある方はどうぞ。
(7月18日までは、アフィリエイト契約になっています)

本日は、この辺で。

『小さな会社のできる社長!―「ランチェスター法則」で儲かっている会社は、どのように実践しているのか?』羽山 直臣(著)

出版社: フォレスト出版 (2007/7/6) ISBN-10: 4894512688

目次

1 小予算でお客を感動させるお茶の通販会社
2 移動時間をかけず、営業地域を絞り込んだ住宅リフォーム会社
3 納期で差別化し、粗利を上げるバブル製造会社
4 倒産から再生へ。徹底した軽装備で立ち直った合羽メーカー
5 価値があるのは一位だけ。アジに特化した鮮魚加工会社
6 大手とは戦わず業績を上げる小さな家具店
7 小さな市場を元気にするガソリンスタンド専門コンサルタント
8 商品と営業ルートを1つに絞り再生した食品材料メーカー
9 メーカー攻勢に屈しないで努力で、どこにもない事業を生んだタイヤ販売会社
10 人のやらないことをしてお客を獲得する最後発焼酎メーカー
11 お客満足とオーナー満足の合致点を見いだすビル経営会社
12 損保から生保・資産運用へ転換し、進化させた保険代理店
13 「お客のため」という信念で革新を続ける保育園の風雲児
14 小さな会社にしかできない戦略を実践する家具業界コンサルタント

◆ダントツの顧客対策を実行する

『「ランチェスター経営の竹田先生が書かれた【ハガキの本】に出合い、手書きのハガキこそ小さな会社が小予算で
お客さんを作っていくことができるツールだと思いました。商品を買っていただいたり、ご縁をいただいた方には
お礼状を書こうと決めました」
入金のお礼はもちろん、初めて来た人、久しぶりに来店した人、来店間隔が空いた人、そのほか、お客に子どもが
生まれた時や、お客が新聞に掲載された時などもハガキを出すようにした。例えば、あるお客が病気だということを
聞いた時には、「○○様からあなた様がお病気でふせっておられることをお聞きしまして」と出すようにした。
ハガキは直接お客と話した人が出すようにした。』

◆「できない」ことは「しない」ようにする資金対策

1、 手形は信用がなく発行できない=手形は絶対に発行しない
2、 リース、割賦は信用がなく利用できない=リース、割賦は使わない
3、 固定資産はお金がなく持つ力がない=固定資産は持たない
4、 金融機関に対して信用がなく借りられない=借入金はしない
5、 資金繰りはしない=手元資金を何としてでも1カ月以上持つ
6、 買うお金がない、リースは使わない=新車は買わない
7、 投資はできない=会社も個人も投資はしない
8、 利益を生まないところに人は置けない=経理、総務担当は置かず綾戸さんが兼任する
9、 人手がない=集金はしない(不正防止、ローコストになる)
10、 人手がない、車がない=配達はしない(ローコストになる)

『「なかでも、手元資金を年商の1カ月分持つことは絶対条件です。そのためには、あらゆる方法を使ってこれを
キープしれいかなければなりません。資金繰りに追われると、会社が本来行うべき経営活動を、極端に弱くして
いきます。これは私自身、銀行にいた経験からきたものでもあり、銀行への信用を高めることにもつながります。」』

◆安売りでは大手に勝てない

『 町田さんから「客層の戦略と商品の戦略を変えないと、それから逃れるのは無理。1つは2000坪から3000坪の店を
作る方法。しかし、そのためには資金も人員も増やす必要がある。これがやれるのは大きな会社だけ。逆に、今ある
経営力でやるとすれば、客層と商品を特化していくしかない。そうすれば店を維持することはできる。これからの
地場の家具店は維持できるだけですごい」と言われた。』

◆決断して1つに絞る

『 経営力が分散し、会社の経済的な体力も、荒木さん自身の体力もクタクタになる中、パンやお菓子作りをやめ、
マンナンベース1本に絞ることを決意した。
「将来的にうちの会社が食っていけるのは、お菓子ではなく、製造特許を持っているマンナンベースだと思いました。
マンナンベースであれば今の人員でやっていける。全国にも行けると考えました。』

◆赤字の東京支店を一気に変える

『「これでは社員がバタバタと忙しそうに働いていても利益は出ません。部下を集め、茨城、栃木、群馬の北関東、
さらに山梨、静岡は立ち入り禁止の区域にしました。そして東京、千葉、埼玉、神奈川に集中すると宣言しました」
ある部下は「新しい支店長は気が狂っている」と言い、その日の夜行列車で本社に帰って行った。取引をやめる
地域には町田さんが丁重に断りの挨拶に行った。
こうしてカットするとともに、不定期訪問になっていた東京、千葉、埼玉、神奈川の家具店に定期訪問を
繰り返すようにした。しかしエリアを絞ったとしても、取引の家具店はパラパラと分布している。町田さんは、
取引のある家具店との間にある未取引の家具店を調べさせ、ここにも定期訪問を繰り返させるようにした。』

◆客層に絞った商品を開発する

★ランチェスターと言えば、竹田陽一先生ですが、この方は、お弟子さんです。
理論はシンプルですが、
いざ、実践しようとなると、分からなかったり、
社内の反対に遭います(かなりの確立で)。

私も勉強しているよ、という社長さんにはちょくちょく会いますが、
初対面で、根掘り葉掘り聞けるとは限りません。
この本では、事例が14社もでてきます。
F出版としては、ポイントも小さく、中身がずっしりで、読みでがあります。

本日は、この辺で。

『ビジネスで完全勝利を得るためのOR思考のすすめ』辻本 裕次(著)

出版社: 総合法令出版 (1997/11) ISBN-10: 4893465759

目次

第1部 オペレーションズ・リサーチ
第2部 戦争とOR
第3部 経営・マーケティングとOR

◆戦いを数式でシュミレートする、オペレーションズ・リサーチ

◆ORのはじまりと展開

『 オペレーションズ・リサーチは、科学で戦いを分析し、勝敗を予測する技である。
このシステムを活用した日米戦は、ガタルカナル島をはじめ、島伝いの日本攻略、神風特攻機との
対空戦などがあり、偉大な成果は日本の敗戦で裏づけられている。
戦争を科学で解析するのは、OR(Oprations Researches)がはじめてであるが、科学者や専門職を
戦いに参加させた例は、古書にも多くみられる。』

◆ORの段階的な進め方

『 ORには基本的に、次のような進め方がある。
(1) 戦いや行動をチェックし、地域、技術、規模、心理、時間などの条件を、十分に理解する。
(2) データを段階的に分析する。
(3) 分析結果にもとづいて、仮説を構築する。
(5) 試案の実験を行う。
(6) 実験結果を、数量的に分析する。
(7) 波及効果を予測する。

◆バトル・オブ・ブリテンとOR

『 やがて、国際情勢が緊迫化しつつあった1935年になり、ドイツとの決戦を予期したイギリスは、
物理化学者であって、インペリアル・カレッジの学長でもあるサー・ヘンリー・ティザードを
委員長とした、防空委員会を発足させた。
この研究目的は「最新の科学技術を、どのように防空に活用できるか?」であって、A・P・ローイ博士、
P・M・S・ブラケット博士などの、超一流の科学者で構成されていた。
彼らは、既存の科学技術を詳細に分析した結果、当時は研究過程にあったレーダーに注目し、
防空体制の強化には、早急な実用化が必要であることを空軍に進言した。』

★ランチェスター経営の竹田先生のお話の中に、何度か、オペレーションズ・リサーチという言葉が出て、
気になっていました。
いろんな本が出ていますが、数式がたくさんあって、頭が痛くなりそうなものばかりですが、
これは、初心者向けの分かりやすいものでした。

第二次世界大戦の際、ドイツの英本土爆撃に対して、英国空軍が防空した事例と、
ドイツUボートに対する、英米の掃海作戦の事例は、とても分かりやすかったです。
小が大を制するには、戦力集中という基本が、誰にでも理解できます。

本日は、この辺で。

『ランチェスター戦略「一点突破」の法則』福永 雅文(著)

出版社: 日本実業出版社 (2007/3/23) ISBN-10: 4534042027

目次

▼プロローグ・一点突破せよ!!・
▼第1章・志の旗を掲げよ!「弱者の基本戦略」・
▼第2章・戦場を定めよ!「弱者の商品戦略・地域戦略」・
▼第3章・狙い撃て!「弱者の顧客戦略・流通戦略」・
▼第4章・空中戦を支配せよ!「弱者の集客戦略」・
▼第5章・一対一の接近戦で負けるな!「弱者の営業戦略」・
▼第6章・そして、全面展開せよ!!「強者の基本戦略」・
▼エピローグ・一点突破のための“7大要因”・
▼特別付録・ランチェスター式事業戦略ワークシート

◆弱者逆転の3原則──局所優勢・各個撃破・武器効率

『 弱者逆転の3原則の第一は局所優勢です。
軍事用語では、数に勝る軍を優勢軍、数に劣る軍を劣勢軍といいます。全体では劣勢であっても
敵と競合する局所(局面)において優勢であれば勝てます。戦いの勝敗を決定する要因は競合する
局所における敵と味方の力関係です。強ければ勝ちますし弱ければ負けます。
全体的な力関係は勝敗に影響は与えますが決定的な要因ではありません。ですから、ここで勝つんだ
と勝負の決勝点を定め、そこに戦力を集中すれば、その局所においては勝てるということです。部分的な
勝利を得ることができます。
次に敵を分断し優先順位をつけて一つひとつ順番にやっつけていきます。敵全体と全面戦争すれば必ず
負けます。弱肉強食の掟です。ですから個別に戦うのです。これを各個撃破といいます。これで
弱者逆転の二つの原則が導きだされました。』

◆弱者の陥る罠

『 重点化と差別化がビジネスにおける弱者逆転の原則です。重点化とは重点化しないことを後回しにする
ことであり、ときには切り捨てる覚悟も必要です。差別化とは同業他社のやり方に追随することではなく
業界の非常識に挑戦することです。狭いところを鋭い切り口で突き破るイメージです。ですから重点化と
差別化とは「一点突破の戦略」なのです。』

『 以上を読めば、あなたは弱者逆転するための一点突破の戦略を作ることはできるでしょう。しかし、
それを実戦することは躊躇するはず。なぜなら、一点突破の戦略は一時的に売上ダウンの危険性のある
”劇薬”だからです。
おそらくあなたは毎期、売上・利益を拡大させるために新たな商品を投入し、新たな流通網(販売ルート)
を築き、新たな地域に進出し、新たな顧客を開拓していることでしょう。拡大路線です。しかし、
一点突破の戦略は商品・地域・顧客・流通を差別化し重点化することです。つまり絞り込むことであり
戦線を縮小することです。生産性は高まりますが一時的に売上が下がる可能性があります。』

◆弱者の商品戦略──得意技は何ですか?

『 私は全国各地を商工団体の講演や研修で訪れて、つくづく感じます。同業者と差別化し自社の得意技を
アピールするという、とても単純なことができていないのが実情であると。その原因は二つあります。
ひとつは得意技を絞ることが難しいということ。もうひとつには口下手である、シャイであるということです。
ひとつ目についてですが、小規模ながら間口を広げて受注チャンスを狙っている会社は、わざわざ間口を
狭くするようなことに否定的です。でも、自分が名刺を受け取りアピールされる側(顧客の立場)になって
考えると、小さな会社が何でもできると言われても何にもできないのと同じ。何でもあるといっている店は
何もないのと同じ、といことに気付きます。
小さな会社は専門分野に集中し一点突破した後、全面展開をすべきというのがランチェスター弱者の戦略の
原則です。弱者の商品戦略とは自社の得意技をつくることです。アレもコレもと戦線を広げるのではなく、
勝てる分野に商品ライン(取り扱い品目、取り扱い業務)を絞ること。急には絞れない場合は、アピール・
ポイントを絞り込むことから取り組みましょう。』

★ワークシートのフォーマットが、読者には無料でプレゼントされるとのことです。
ランチェスター戦略と言えば、竹田陽一先生が、わたしは思い浮かぶのですが、
故 田岡信夫先生が、創始者であり、NPOランチェスター協会というのが、本家本元だそうです。

著者自身は、メルマガの空中戦により、集客を行っています。
P-176では、なぜか、岡田武史監督(”オカちゃん”)がでてきます。
「一対一で戦えないやつは去れ!」です。ビジネス本、しかもランチャスター戦略で、意外な登場人物で
びっくりしました。

本日は、この辺で。

編集後記

朝・晩の暑さが、少しづつ、落ち着いてきているように思います。

最近、朝、5時起きで、早朝散歩を復活しました。

今日は、週末に、2日間の講習だったので、

さすがに、お休みしました。

明日は、歩きたいです