中小企業で事務効率化が難しい最大の理由

書評

3年前から、間接部門の業務効率化に取り組んでいます。
ホワイトカラーのトヨタ式など、いろいろな観点で、
試行錯誤を繰り返しています。
 やはり、一番の壁は、製造の現場や、小売業・サービス業などと
違い、事務部門の仕事は、そのプロセスが第三者に見えないことにつきます。
 「見える化」というのが最初の一歩だとすると、
その人に、今、パソコンを使ってどんな仕事をしているのか、
それは、どの業務の、そのプロセスなのか、ヒアリングをしないと分かりません。
 また、私どもが提供している「経理WVS」という講座のなかでも、
紹介しる内容でに触れている問題としては、
『業務のタコ壺化』です。これは、間接部門の仕事で特に発生しやすいといえます。
 『業務のタコ壺化』とは、「見える化」とは逆に、
「業務の見えない化」を推進し、作業者自身でしか分からない仕事の段取り、
進捗・優先状況を作り、仕事の抱え込みをなぜか、推進してしまうことです。
一説には、無意識的に、仕事をブラックボックスにすることにより、
自分の会社における地位を確保することに動機があるとも言われています。
アンケートを取ったわけではないので、これが事実かどうかは分かりません。