オカネとウソの論理学 柳澤 賢仁

書評

『オカネとウソの論理学 (単行本(ソフトカバー)) 』柳澤 賢仁(著)
出版社: ライブリー・パブリッシング; 四六版版 (2008/5/15) ISBN-10: 4861138027

目次

 序章 嘘とお金、日常のやっかいな問題

 1章 嘘とお金のそもそも論

 2章 あなたは嘘をつきますか?

 3章 あなたはお金が好きですか?

 4章 「嘘つき」や「拝金主義」と呼ばれたくない人のためのキーワード

 5章 我慢人と自由人

 終章 世の中に絶対はあるのか?

 『 この本では、私が税理士という仕事を通じて考えるに至った嘘とお金について、
  なるべく素直に正直に直視することなしに、そもそも、「嘘とは何なのか?」
  「お金とは何なのか?」そして、なぜ、嘘はいけないことだとされるのか、
  これらの嘘とお金のそもそも論を論じていいくとともに、人がお金を儲けても
  よい理由を明らかにしていきたいと思います。』

 『 財産は、会計の原理から考えても、利益を出してはじめて形成されるものです。
   財産権とは、言い換えれば、公共の福祉に反しない限り、あなたが満足できるまで
  自由に利益を出してよい、お金を儲けてもよいということです。

   もし、いまの日本に財産権がなかったら、どうなっていたでしょう。
   すべてが国の利益になって、衣食住に必要なものだけ支給される。
   私は、そんな社会は絶対に嫌です。
   財産権には、やはり、お金で買えない尊い価値があるのです。』

★「これは、まさしく自分のために書かれた本かと」思いました。
 なぜかというと、中小企業・大企業・上場企業といった規模の大小に関わらず、
 経営者にとって、粉飾・粉飾決算は、避けては通れない、大きな問題だからです。
  私自身は、粉飾決算は、絶対にNOです。それを選ぶくらいなら、社会的にどれほどの
 迷惑をかけようとも、別の手段を選ぶべきと、自らに固く誓っています。

  けれども、連日と言って、いいほど、上場企業・老舗・有名企業の、「粉飾」「偽造」
 の報道は後を絶ちません。
 著者は、その問題に、鋭く切り込み、
 圧倒的な論理の組み立てで、グイグイ書き進めています。

  わたしも、いつか本を書く機会があったとしたら、
 この本の著者ように、読者や、本への熱意を持って、
 好きなテーマについて、知的好奇心を満足させる1冊を書いてみたいと思います。

本日は、この辺で。

 

編集後記

日曜日は、ぶーちゃんの運動会です。

一度、振替になっているので、

どうなんでしょうか、ちょっと、心配です。