『経営計画自由自在』成瀬 健生

書評

『経営計画自由自在』成瀬 健生(著)
出版社:日本経団連出版(2006/11) ISBN-10: 4818526053

目次

凡例
はじめに
第1章 財務諸表の基本的意味を理解する
第2章 過去5年のデータを入力する
第3章 公開企業の実績から学ぶ
第4章 経営計画を策定する
第5章 増資後の経営計画をつくる
第6章 経営計画を各部門に展開する
付録1:Corplan「経営計画数値表」の構造
付録2:目標管理への展開

◆付加価値分析がめざすもの
Corplanを組み立てている基本の概念は「付加価値分析」です。
付加価値分析は企業の発展プロセスを分析することに適しています。
したがって企業経営を静観的ででなく、動態的に分析し、計画する
ことが可能です。

◆過去5年のデータを入力する
過去5年間のデータを分析するには、まず過去のデータをCorplanに入力
しなければなりません。ここでは、ある企業「N社」の数字を使って例示
敵に説明します。

◆5年間の実績のまとめ
数字はさっとみただけでは何も教えてくれません。しかしよくみると、
いろいろなことがわかります。
特に分析している企業の動きを現実に知っている人、つまりその企業の
経営活動に直接かかわっている人などの数字の変化、何%改善したか悪
化したかといった数字の変化の背後に、どの工場で、どこの営業所で、あ
るいは研究所で起こった具体的な問題がどのようにかかわっていたか実感
をもって感じられるはずです。

◆「成長」と「体質」の具体化
企業の将来目標を立てるためには、基本的に重要な目的は二つあります。
「成長」と「体質」です。この2つについてのはっきりした目標、具体的な
数値目標が決まれば、それを達成する限りにおいてN社はきちんと成長し、
しかも経営は安定し、倒産するような心配はないことになります。

◆carplan活用でみえてくるもの
①企業は付加価値を生産するために活動をしているのであり、生産の主体
は人間で人間が資本を使ってより高い生産性を上げるのが企業間の競争だと
いうこと。
②生産性をあげるためには、人間を教育することは必要だが、最終的には
人間活動の場にどれだけ資本をつぎこめるか(労働の資本装備率の向上)が
勝負だということ。
③そのためには、つくりだした付加価値を人件費と資本蓄積にどう配分する
かが企業の将来をきめることになるということ。

などといったことが次第によくみえてきます。

★過去5年間のデータを分析するには、過去5年間のデータを
入力しなければいけませんが、本に添付されてるExcelシートの黄色いセルの
部分を入力するだけでCorplanが作成でき増資した場合、増資しなかった場合
別にシュミレーションし、経営計画がたてられるので便利だなと思いました。

 

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