『メンタル・コーチング 潜在能力を最高に発揮させるたったひとつの方法』白井 一幸

書評

『メンタル・コーチング 潜在能力を最高に発揮させるたったひとつの方法』白井 一幸(著)
出版社: PHP研究所 (2007/4/3) ISBN-10: 4569691722

 『ところが、今でも、野球界ではメンタル・トレーニングの重要性が認識されていない。だから、
  「ブルペンエース」とか「練習場での四番バッター」とか呼ばれる選手が存在するのだ。
   メンタルトレーニングを私に指導してくれたのは、福島大学人間発達文化学類教授の
  白石豊先生だ。白石先生は、筑波大学の大学院を修了されて以来、二十年以上にわたって数多くの
  スポーツ選手にメンタル面のアドバイスを行っている。』

◆コーチのがんばりが選手のやる気をそぐこともある

 『 すなわち、がんばり方の方向性が間違っていた。否、間違いではないが、これまでのスポーツ界の
  常識である、「指示」「命令」「恫喝」「ティーチング 」でがんばっていたのである。これは今でも
  野球界で行われている指導であるだけではなく、スポーツ界全体にもいえることだ。』

◆ミスを一番気にしているのは本人

◆「質問」と「詰門」のちがいを知れ

 『 それではコーチはどうすればいいのか。それは選手自身に考えさせることだ。選手に質問をして、
  今日のミスの原因や問題点を答えてもらうのである。コーチにとって最重要な役割は、選手に
  考えてもらえる「質問」を用意することなのである。』

 『 それならば、どうすれば選手のサボりたい気持ちを制することができるのだろうか。
  それは選手の心を動かすべきなのである。体を動かさせようとしてうまくいかないのだから、
  心を動かす働きかけをすることだ。』

◆コーチングの基本は「よく聞き」「認める」こと

 『たしかに、選手の話をずっと聞き続けることは大変だ。とりわけ口下手の選手が相手だった場合、
  こちらはいらいらして、「要するに言いたいことはこういうことなんだろう」と相手の口を
  ふさいでしまうのである。
   だから、選手の話を、最後まで何も言わずに聞いてほしいという私の要望は、コーチ、
  選手双方とも、非常に戸惑ったことと思う。』

◆本人の試行錯誤を見守る余裕が大事

◆目的意識がない練習はたってもムダ

★かつて、ある人から、「部下をどう叱ってよいか分からない」という悩みにアドバイスするのは難しいと聞きました。
 確かに、瞬間湯沸かし器的に、衝動的に怒っている人は、良く見かけます。

 けれども、
 どんなときに、叱り、逆に、どんな局面では、励ましたり、ミスを見守ったりすれば良いのかは、
 とても難しく、経験でそれを学ぶとなると、
 ものすごい量の試行錯誤が必要です。

 そして、
 それは、不幸なモルモットを大量に必要とします。
 これを読んで、海より深く反省することがたくさんあり、
 また、実行したい新しいアイデア、「交換日記」を始めたいと思います。

本日は、この辺で。