きらぼし銀行の「東京プラスサポート融資制度(オリックス保証付)」のメリット・デメリットについて、一緒に見ていきたいと思います。
きらぼし銀行のホームページでは、「最大2,500万、金利は2.4%〜」とあります。
無担保で借入期間は最大5年のようですね。
東京都連携「東京プラスサポート融資制度(オリックス保証付)」の基本スペック
きらぼし銀行「東京プラスサポート融資制度(オリックス保証付)」の特徴は、以下の通りです。
商品名 「東京都連携「東京プラスサポート融資制度(オリックス保証付)」」
特徴:金利 2.4%~、借入できる金額5100万円以上2,500万円以内(10万円単位)、担保不要。
「東京都連携「東京プラスサポート融資制度(オリックス保証付)」の商品内容は、以下の通りです。
商品名 東京都連携「東京プラスサポート融資制度(オリックス保証付)」
対象となるお客さま 次のすべてを満たす法人・個人事業主のお客さま
都内に事業所(個人事業主の場合は事業所又は住居)があり2期以上の決算(個人事業主は青色申告)を終えていること
申込時点において、当行との事業性融資残高が連続して12ヵ月以上あること
申込時点において、当行に事業性資金に関する融資残高があること
直近6ヵ月以内に本制度での借入がないこと
中小企業信用保険法施行令第1条第1項に定める業種であること
法人税(個人については所得税)その他租税の未申告や滞納、および社会保険料の滞納が無いこと
当該事業を営むために許可・認可・登録・届出等を必要とする業種においては、当該許認可等を受けていること
その他保証機関の定める条件を満たしていること
資金使途 事業性資金(運転資金・設備資金)
融資金額 100万円以上2,500万円以内(10万円単位)
※ただし、手形貸付の場合は1,000万円以内
融資期間・融資利率 固定金利
3年以内 年2.4%以内
5年以内 年2.6%以内
※申込金融機関において経営力強化保証制度に関する融資残高がある場合は、適用金利を年0.3%引き下げます。
返済方法 元金均等分割弁済(据置なし、手形貸付の場合は一括弁済)
連帯保証人 法人:原則代表者
個人事業主:原則不要
担保 原則不要
保証機関 オリックス株式会社
信用保証料 保証機関の定めるところによります。
申込条件 複数の金融機関でお申込みいただくことはできません。
以上、きらぼし銀行ホームページより
オリックス株式会社保証付融資(保証機関 オリックス株式会社)
ご利用いただける方
融資条件
融資申込みに必要な書類
ご利用いただける方
「1.ご利用いただける方(共通)」に掲げる条件の外、申込時点において、次の条件をすべて満たす方
直近2期以上の決算を終えている法人及び直近2期以上の青色申告を行っている個人事業主。(個人事業主から法人成りした法人については、それぞれの決算を合算して判定するものとする。)
代表者(個人事業主の場合は本人)の年齢が75歳を超えていないこと。75歳を超えているときは、後継者がいること。
当該取引金融機関に対する債務の履行遅滞がないこと。
直近6か月以内に本制度での借入れをしていないこと。
その他、保証機関が定める条件を満たしていること。
融資条件 -オリックス-
資金使途
事業性資金
中小企業は本制度により借り入れた資金をもって取扱金融機関等に対する債務の返済に充てることはできません。(ただし、本制度を利用した既往債務の借換えは可能です。)
融資限度額
100万円以上2,500万円以内(10万円単位)
ただし、手形貸付の場合は100万円以上1,000万円以内(10万円単位)
(本制度に基づく既往融資残高を含めます。)
融資期間
5年以内(据置期間はありません。)
取扱金融機関と保証機関が特に優良と認めた先については、7年以内も可能です。
融資利率(年)
【固定金利】
融資期間 3年以内 2.4%以内
3年超5年以内 2.6%以内
5年超7年以内 2.8%以内
ただし、申込先取扱金融機関において経営力強化保証制度又は東京都中小企業制度融資「経営支援融資(経営支援型)」に関する融資残高がある場合には、下記のとおりとします。
融資期間 3年以内 2.1%以内
3年超5年以内 2.3%以内
5年超7年以内 2.5%以内
返済方法
元金均等分割返済(据置期間はありません)
ただし、手形貸付の場合は一括弁済とすることができます。
融資形式
証書貸付とします。
なお、融資期間が1年以内で取扱金融機関が認めた場合は手形貸付とすることができます。
信用保証
保証機関の保証を必要とします。
信用保証料
保証機関の定めるところによります。全期間分を一括前払いとなります。
連帯保証人
原則として次のとおりです。
第三者保証人は不要
法人は代表者全員
個人事業者は不要
※経営者保証ガイドラインの適用等により、法人代表者の個人保証を不要とできる場合があります。
物的担保
原則として不要です。
融資申込みに必要な書類 -オリックス-
法人
(1)保証委託契約申込書 1部
(2)保証委託契約書 1部
(3)個人情報の取扱いに関する同意書(取扱金融機関所定のもの) 1部
(4)印鑑証明書(申込人及び連帯保証人のもので発行日より3か月以内のもの) 1部
(5)履歴事項全部証明書(発行日より3か月以内のもの) 1部
(6)法令等に基づき、取扱金融機関が本人確認を行った際の資料(連帯保証人のもの) 1部
(7)税務署の収受印のある決算書の写し(原則直近2期分)
※電子申告の場合は、 税務署の収受印に代えて受付結果(受信通知)の添付で可能です。
※特定非営利活動法人であり法人税の申告を要さない場合は不要です。
1部
(8)納税証明書(その3の3及び法人税の納税地が都外である場合は都の事業税) 1部
(9)特定非営利活動法人である場合は、特定非営利活動促進法第28条第1項に規定する事業報告書等(原則として所轄庁の収受印のある直近2期分) 1部
(10)個人情報の取扱いに関する同意書(様式第3号) 1部
個人事業主
(1)保証委託契約申込書 1部
(2)保証委託契約書 1部
(3)個人情報の取扱いに関する同意書(取扱金融機関所定のもの) 1部
(4)印鑑証明書(申込人のもので発行日より3か月以内のもの) 1部
(5)法令等に基づき、取扱金融機関が本人確認を行った際の資料(申込人のもの) 1部
(6)税務署の収受印のある確定申告書一式の写し(原則直近2期分)
※電子申告の場合は、税務署の収受印に代えて受付結果(受信通知)の添付で可能です。
「青色申告者・・・第一表、青色申告決算書」
1部
(7)納税証明書(その3の2及び所得税の納税地が都外である場合は都の事業税) 1部
(8)個人情報の取扱いに関する同意書(様式第3号) 1部
※取扱金融機関及び保証機関の審査及び融資の対象に係る要件の確認等のために、それ以外の書類が必要となる場合があります。
以上、東京都産業労働局ホームページより
「東京都連携「東京プラスサポート融資制度(オリックス保証付)」の借り入れ可能エリアについて
都内に事業所(個人事業者は事業所又は住居)があること。
「東京都連携「東京プラスサポート融資制度(オリックス保証付)」の保証会社 について
オリックス株式会社です。
きらぼし銀行「東京都連携「東京プラスサポート融資制度(オリックス保証付)」のメリット
1、5年以内借入の金利が2.6%以内と、ビジネスローンに比べるとかなり安い。
もちろん、金利もあるので、月額支払いを抑えると、総支払額は増えますが、起業当初は必ずしも資金繰りは、計画通りにいかないもの。
そんな時に、少しでも、月の返済額は少ないのは助かります。逆に、予定以上に利益がでたときには、返済を前倒しすることで、
利子を削減することもでき、さらに、利益が増えるという好循環につながります
2、融資金額が最大2,500万と大きいこと。
カードローンの一般的な金額と比べると、2,500万というのは、かなり大きいですね。
もちろん、審査があります。
3、資金使途が事業性資金(運転資金・設備資金)と柔軟に使える点。
これぞ、一般融資ですね。
資金使途に縛りがあるよりも、運転資金・余裕資金として、預金として置いておけると、
経営の自由度がはるかに高まります。
きらぼし銀行「東京プラスサポート融資制度(オリックス保証付)」のデメリット
1、融資対象の企業・法人の縛りがあること。
「当行との事業性融資残高が連続して12ヵ月以上あること」なので、別の融資を1年以上前に契約して、残高が残っている法人が対象。
決算書も2期分求められるので、創業融資には使えません。
きらぼし銀行「東京都連携「東京プラスサポート融資制度(オリックス保証付)」」ご利用までの流れ
※お近くのきらぼし銀行支店まで、問い合わせ・相談ください。
=不明=
きらぼし銀行「東京都連携「東京プラスサポート融資制度(オリックス保証付)」」のまとめ
「東京都連携「東京プラスサポート融資制度(オリックス保証付)」」の借り入れ可能エリアは、都内に事業所(個人事業者は事業所又は住居)があること。
きらぼし銀行「東京プラスサポート融資制度(オリックス保証付)」」のメリットは、以下の通り。
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- 5年以内借入の金利が6%以内と、ビジネスローンに比べるとかなり安い。
- 融資金額が最大2500万と大きいこと。
- 資金使途が事業性資金(運転資金・設備資金)と柔軟に使える点。[/st-mybox]
逆に、きらぼし銀行「東京プラスサポート融資制度(オリックス保証付)」のデメリットは。
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1、融資対象の企業・法人の縛りがあること。 [/st-mybox]
結論、
東京都限定になりますが、対象の会社・法人は、使った方が得ですね。
きらぼし銀行で、紹介しましたが原則、都内の信用金庫などでも扱っています。
あと、メリットでは紹介しませんでしたが、複数の法人を所有している代表の場合、
複数の法人で「東京プラスサポート融資制度(オリックス保証付)」が利用できます。
信用保証協会・政策金融公庫さんなど、代表者個人の信用で、複数の法人を一括して与信管理しているケースもあります。
きらぼし銀行「東京都連携「東京プラスサポート融資制度(オリックス保証付)」」の詳細はこちらら
https://www.kiraboshibank.co.jp/hojin/choutatsu/shinhosyou.html