台風による水害で、車が水没して「水没車」になった、車両保険に入っていないので保険金もでないし、どうしたらいいのだろう?

 

廃車・スクラップ以外に方法があれば、知りたい。

 

あと、その後車がないと困るけど、ローンとか残っているし、

よい方法があれば知りたい。

 

こんな疑問にお答えます。

 

✓もくじ

1.水害車・水没車でも売れます!まずは買取見積りを

2.生活再建に車が必要

 

この記事を書いている私は、

レンタカー会社を経営して、5年目、

たくさんの新車・中古車を購入したり、修理したりしてきました。

 

もともと、車好きで国産車を中心に、

2年に一回は買い替えてきたので、今の車で10代目以上です。

 

もちろん、自動車保険を安くはいること、カーローンを安く組むことなど

車にかかわることをいろいろ研究してきました

 

1、カーネクスト

(どのような車でも、手続き代行費用・レッカー費用など全て無料で対応)

 

2、【廃車ラボ】

(ローン中のお車もご相談を、全国対応、事前に相談すれば夜遅い引き取りも対応可能)[/st-mybox]

 

 

水没車の買い替え何がお得か?台風・水害で廃車やスクラップ前に、まずは買取見積りを!

 

1、水没した車はエンジンをかけないこと

 

台風や豪雨によって、マイカーが水没したときに、

まず、一番大事なことは、「エンジンをかけないこと」です。

 

台風や豪雨がる折に、国土交通省やJAFから、

水没車・冠水車のエンジンをかけないように呼びかけが、繰り返し行われています。

 

その理由は、

バッテリーによる感電の危険があるからです。

車のバッテリーは、12Vだから、家のコンセントの100Vと違い、

 

数字が小さいから大したことはないと、甘く見ている人が意外に多いです。

過去の私自身もそうでした。

 

ところが、ある経験でその甘い考えは消し去りました。

 

仕事上、車のバッテリー交換をちょこちょこします。

その際に、誤って、バッテリーのプラスとマイナスを直接つなぐという、

初歩的なミスをしてしま、ショートさせてしまいました。

 

その瞬間、目の前で、バチバチッと、大きな火花が散りました。

 

それだけでなく、プラスチックのパーツは、

瞬間だったにも関わらず、

 

溶けて黒ずんでいて、

火があがってもおかしくない状況でした。

 

ですから、12Vといえども、危険性が高いのです。

そして、水没車はどこに水が残っているかわかりません。

水は、電気をよく通すので、水が残った状態で、エンジンをかけようとすると、

電源がとおった瞬間に、さきほどのように、ショートするかもしれません。

 

そのうえ、火災が発生してもおかしくありません。

最悪のケースでは、人が感電して死亡する危険もあります。

 

ですから、 

自己判断で、水没した車のエンジンをかけることは絶対にやめましょう。

 

 

2、水没したら、まずは修理会社にレッカーで運んでもらう

 

車が水没してしまったら、

まずは保険会社やディーラー、JAFに連絡し、

修理工場まで運んでもらいましょう。

 

知り合いがいれば、その修理工場へ、

そうでなければ、保険会社やディーラーが指定の修理工場へ回送してくれます。

 

そのうえで、修理の見積りを取り、最終的に修理するか、買い替えるかを決めましょう。

水没した車は、見た目以上に、エンジンや電気系統が大きなダメージを受けています。

外見はきれいに見えても、修理代はかなり高額になることが多いです。

見積りが100万円を超えてしまうこともあり、

結果的に修理より買い替えを選ぶケースになるようです。

 

あとは、修理で車は直っても、車のシートなどに、匂いが残ることもあるので、

そこも要注意です。

 

3、自動車保険の契約内容を確認する、「車両保険」に入っているかどうか。

 

まずは、自動車保険で修理費用あるいは、全損の場合の買い替え費用がでるかどうかの確認です。

(全損とは、エンジンが冠水するなどで修理不能になったり、修理代が保険金額を超えた場合のこと。車の修理代の代わりに金銭で補償されます)

 

車に保険証を常備していると思います。それを見て、「車両保険」をかけているかがポイントです。

 

自動車保険に入っていても「車両保険」をつけていない場合の水没車の損害は、補償されません。

 

残念ながら修理費用や買い替え費用は全額自己負担となってしまいます。

 

また、

自宅は、火災保険に入っているので、自宅ガレージに停めてあった車の損害も補償されると勘違いする人もいますが、それは火災保険ではカバーされません。

 

4、水没車の買い替え前に、まずは買取見積りを。水害車・水没車でも売れます!

 

では、修理費も高額で、車両保険にも加入していなかったとき、水没車となってしまったマイカーをどうすらばよいのか?

 

もう価値がないからと、スクラップと決めつけてしまわずに、大切な愛車を処分してしまう前に、ぜひ検討してみたいのが、「水没車の買い取りサービス」です。

 

仮に、日本では、車としての価値はなくなってしまっても、

タイヤやホイールなど部品として売れるものには価値があります。

 

さららに、海外でリサイクルされるという価値があるのです。

アフリカで、日本の中古車が人気なのは、マスコミでもよく取り上げられています。

 

そして、当然、そうした日本車の修理パーツが、たくさん必要となります。

現地では、ドアとボティの色が違っていても、機能には支障がないので、修理パーツとして問題なく使われます。

 

そこで、仮に水没車であっても「海外への輸出」というルートに乗せれば、

再生車や、パーツ取りとして、現地で再利用されるのです。

 

ここでいくつかの会社を紹介します。

 

1、カーネクスト

(どのような車でも、手続き代行費用・レッカー費用など全て無料で対応)

 

2、【廃車ラボ】

(ローン中のお車もご相談を、全国対応、事前に相談すれば夜遅い引き取りも対応可能)

 

いずれの会社でも、

普通のディーラーや中古車店の場合は買取・下取りを拒否するか、廃車費用を請求してくる水没車、水害車、冠水車に、査定が可能です。

 

会社によっては、

どのような車でも、手続き代行費用・レッカー費用など全て無料で対応しているケースもあるために、

次の車の購入のためにも、負担は出来るだけ減らすべきです。

 

■被災後、生活再建のためには、車が必要!

 

1、ネット買取業者などが販売している、安い、中古車を購入することも検討

今回の台風接近に伴って、私は、商売道具である、キャンピングカーのレンタカーを、主に風で被害を受けないために、コンクリートで囲まれた車庫に避難させました。

 

そこは、高台に位置するために、水害の不安もない場所です。

防災の考えからは、まず、自分と家族の命を守ることが最優先です。

 

しかし、台風対策のように、事前に準備できる時間があれば、財産、特に、車を守るために対策を取ることも重要です。

 

台風銀座の沖縄の人は、台風前日ともなると、自分たちの車や資産を守るために、

他の仕事をすべて中断して、全力で準備をします。

 

もちろん、水害のために、車を守りたくても、

自宅が低地にあり、対策ができないという方もいるでしょう。

 

たとえば、近隣に高台の公共駐車場はないでしょうか、

仮に、駐車料金を払っても、保険代と考えれば、安いものかもしれません。

 

さらに、2019年台風19号のときには、

 

『【神対応】台風19号で巨大ショッピングセンター「イオンレイクタウン」が平面・立体駐車場を開放!

本日15時ころ防災無線で、埼玉県越谷市レイクタウンにあるショッピングセンター(SC)でイオンレイクタウンの駐車場が開放されたとのアナウンスがありました。』

 

といった、ショッピングモールが駐車場を、開放したケースもありました。

 

でも、

被災してしまったら、その後は、生活再建と、復旧作業が必要になります。

 

そのとき、足となり、ごみを運び出す運搬車としての車がなかったら、

不便で仕方ないのです。

 

そんな時は、新車などにこだわらず、

ネット買取業者などが販売している、安い、中古車を購入することも検討するとよいでしょう。

中古車販売のガリバー

 

、銀行系マイカーローンは、中古車でもローンができます!

 

水没車にまだ、自動車ローンが残っている。

そんな時でも、

銀行のマイカーローンの中には、

前の車のローンと、新しい車の購入代金を合算して、借りられるカーローンがあります。

 

しかも、車の販売店のローンとは違い、

中古車の購入でも対応が可能です。

 

ぜひ、近くの銀行の窓口で、マイカーローンの相談をしてください。

銀行によっては、被災者の特別引き下げ金利を対応するケースもあります。

カーローンで失敗したくない人へ!安心の銀行系自動車ローン

 

3、新しい車には、車両保険付きのネット自動車保険に加入する

 

 

最後に忘れずに、実行したいのが、

 

またあるかもしれない、災害のためです。

 

自動車保険は、この際、ネット自動車保険に変更すると、

 

車両保険をつけても、お得に契約できるかもしれません。

 

保険の窓口インズウェブ

 

 

◆まとめ

車が水没したら

  1. エンジンをかけない
  2. レッカーで修理工場へ
  3. 自動車保険の確認
  4. 修理代が高ければ、水没買い取り業者を検討

 

水没して生活に必要な車を買い替えるなら

  1. 生活再建に車が必要
  2. 中古車を安く買う
  3. マイカーローンを検討する
  4. 安い自動車保険で車両保険もつける

 

 

 

投稿者 himico-blog