欧米発「バンライフ」を知っていますか?
今回は、車中泊や、バンライフによって、
新しいビジネスチャンスが、観光業界、ホテル・旅館業に生まれるというがテーマです。
しかも、地方こそ有利なんです。
YouTube動画で、「バンライフ(VAN LIFE)」「バンツアー(VAN TOUR)」という動画が
大人気なのをご存知ですか?
こんな感じのものです。
「バンライフ(VAN LIFE)」とは、
時間や場所に縛られず、
どこでも働けるリモートワークの技術の発達や、
ユーチューバーという新たな職種?の登場によって成立したライフスタイルだ。
車(主にミニバン)を単に移動手段だけでなく、
布団や家財一式を丸ごと載せて、
移動する小さな家(タイニーハウス)として、
地球を旅しながら働き、暮らすミニマリストのライフスタイルだ。
南米を縦断しながら、
YouTube動画の収益で生活しているカップルもいれば、
たくさんの「バンライフ」を楽しむ人が世界中にいます。
日本も、車中泊ブームから、
「バンライフ(VAN LIFE)」へと進化して、
従来は、リタイアしたシルバー世代が中心だったのが、
リモートワークによって、若い世代が、自由と自然を求めて参入してきます。
そうなると、
地方のすみずみまで、それが過疎地であっても、
ある日、突然、バンライフの集団が訪れることになります。
必要なのは、Wi-Fiのネットワーク環境に、
水道と電気、24時間使えるトイレ。
あとは、シャワーとコインランドリーがあれば、十分なんです。
・車中泊とは
日本では、だいぶ前から、「車中泊」が大人気となりました。
「車中泊」は、治安のよい日本ならではの、旅行手段の一つです。
米国在住の僕の姉からは、
銃社会である米国で、高速道路のサービスエリアなどで就寝するなんて、
危険すぎてあり得ないと言われました。
「車中泊」の始まりは、
主に、スキー・スノーボードや釣りなどを休日に楽しむ際に、
金曜日などの夜から出発して、
スキー場など現地に深夜または早朝に到着して、
車の中で仮眠するというスタイルからです。
今では、シルバー世代や、小さな子供がいる家族世代が、
自分のミニバンを、車中泊仕様に改造して、そのアイデアを競い合っている専門誌も
あるほど。
雑誌「カーネル」
その反面、
経済的な困難から、
家を捨て、車中生活に陥った人々も徐々に増えてきて、
社会問題化しています。
今後、このニタブログ(nitablog)では、こうした社会問題・環境問題も取り上げていきます。
これは、遊びで旅する車中泊の人たちのマナーが悪い点でも、
おなじく、道の駅ではトラブルとなっており、
車中泊禁止など、
こちらの方が、大きな社会問題となりつつあります。
RVパーク
そこで、こうした問題に対応しようと、
ずいぶん前から、キャンピングカーを製造販売する会社の団体である
日本RV協会が主催して、RVパークという施設を日本で拡充しています。
2020年7月4日時点の認定施設数156件があります。
RVパークとは、キャンピングカーオーナー様や車中泊ファンの皆様に、
『快適に安心して車中泊が出来る場所』を提供するために日本RV協会が推進しているシステムです。
https://www.kurumatabi.com/rvpark/list.php
もともと、
RVパークは米国で全国に13,000以上のRVパークがあります。
主に、キャンピングカーが快適に宿泊できるインフラを整えています。
電源と、水道はもちろんのこと、下水まであります。
さらに、Wi-Fiスポット、トイレ、シャワー施設、コインランドリーに加えて、
子供用のプールや遊具施設も充実したRVパークがあります。
その多くは、FCに加盟しています。
また、オーストラリアでは、
RVパークと同様な施設を、キャラバンパークと呼んでいます。
まとめ
日本では、キャンピングカーと車中泊ブームがあり、それが継続している。
海外では、
一時的な車生活から、
「バンライフ」といった、
時間と場所を超えて、どこまでも車で旅しながら、
生活も、そして仕事もするライフスタイルが大人気となっている。
日本でも、
コロナによるリモートワークの普及により、
いよいよ、
若い世代が、バンライフを始めた。
それにより、
地方にバンライフブームが訪れる。
まずは、
RVパークに加盟するのが早い。
ぼくも、
日本版キャラバンパーク構想を考えています。
それについては、
また今度、お伝えします。
もし、
バンライフを実験・実践したいという人がいたら、
僕のTwitterまでダイレクトメッセージください。
特別に、長期のキャンピングカーレンタルを格安で提供します。
ただし、SNSや、YouTubeで発信できる方に限らせていただきます。