それでは、クレディセゾングループの(株)セゾンファンデックスの不動産担保ローンのメリット・デメリットについて、一緒に見ていきたいと思います。

(株)セゾンファンデックスのホームページでは、「事業者・法人向け不動産担保ローンは、全国対応、事業資金のスピード対応に」とうたっています。

不動産を担保で最高3億円まで融資、ご返済は最長25年とういのは、

ビジネスローン・銀行法人融資とはありえない借入期間となってます。

金利も2.65%〜と低いです。

東京、大阪に強く、全国対応のセゾンファンデックス不動産担保ローンの基本スペック

(株)セゾンファンデックス不動産担保ローンの特徴は、以下の通りです。

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特徴:金利 変動金利 2.65%~3.65%(2019年4月1日現在)固定金利 5.8%~9.9%、借入可能金額100万〜3億円、来店不要、スピード対応3日以内、担保必要、全国対応。

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(株)セゾンファンデックス不動産担保ローンの商品概要は、以下の通りです。

商品名 不動産担保ローン

●商品概要

ご利用目的 設備投資・運転資金(仕入れ・買掛金の支払等)・事業者ローン組換えなど

対応エリア 全国 ※一部対応できない地域がありますのであらかじめご了承ください。

ご契約対象者 法人・個人事業主

個人事業主は原則満20歳以上70歳以下、完済時85歳未満の方。
日本国籍または永住許可を有する方。

ご融資金額 100万円~3億円未満

ご融資年率

●変動金利 2.65%~3.65%(2019年4月1日現在)
(年1回利率見直し/みずほ銀行の長期プライムレート+1.65%~2.65%・4月1日を基準日として同年6月5日より新利率を適用)
●固定金利 5.8%~9.9%
※金利タイプ(変動金利または固定金利)は、当社の審査により決定させていただきます。

実質年率 15.0%以内(事務手数料・調査料などを含め年率で換算したもの)

遅延損害金 年率 20.00%

ご融資方法 お客様の口座へお振込みいたします。

ご返済期間・返済回数 5年~25年/60回~300回
※変動金利の場合、利率の見直しに伴い、原則として毎月の返済金額は増額されませんが、

返済期間は最長35年・420回となる場合があります。

ご返済方式 毎月元利均等払い

ご返済日 毎月4日ご指定口座からの自動引落し。 初回のご返済はご融資日の翌々月となります。

担保
(抵当権設定) 法人、代表者または代表者の親族が所有する不動産
※抵当権の順位は問いません。

連帯保証人 原則不要
※法人融資の場合は、代表者の連帯保証が原則必要となります。
また、ご親族(三親等以内)が担保提供される場合は、連帯保証人となっていただく場合があります。

必要書類など 審査時
●法人融資の場合
・法人代表者の本人確認書類~運転免許証(運転経歴証明書)、パスポート、健康保険証など
・法人代表者の住民票(世帯全員分の記載があるもの)
・法人代表者の収入証明書~源泉徴収票、確定申告書、課税証明書など
・法人の本人確認等書類~商業登記簿謄本
・決算報告書(直近2期分)、事業計画書(新規事業の場合は、創業計画書など)
・法人および担保提供予定者の納税証明書(固定資産税・所得税・住民税など)
・担保予定不動産のローン残高が確認できる残高証明書、返済予定表・返済口座通帳など
●個人事業主融資の場合
・本人確認書類~運転免許証(運転経歴証明書)、パスポート、健康保険証など
・住民票(世帯全員分の記載があるもの)
・収入証明書~確定申告書、課税証明書など
・事業計画書など(新規事業の場合は、創業計画書など)
・担保提供予定者の納税証明書(固定資産税・所得税・住民税など)
・担保予定不動産のローン残高が確認できる残高証明書、返済口座通帳など
※その他必要に応じて、上記以外の書類を提出していただく場合がございます。

ご契約時
実印・印鑑登録証明書(3ヵ月以内のものを2通)・銀行届出印・登記済権利証
※その他必要に応じて、上記以外の書類を提出していただく場合がございます。

ご契約時の諸費用 事務手数料(ご融資金額の1.5%以内<税抜>)
※来社にてご契約いただけない場合は、別途20,000円~40,000円<税抜>をご負担いただきます。

調査料(ご融資金額の0.5%以内<税抜>)

収入印紙代相当額

登記費用(実費)

振込手数料(実費)

中途解約手数料 返済元金の3.0%以内
※審査により、お申込みの意に添えない場合もございます。

●セゾンファンデックス不動産担保ローンの借り入れ可能エリアについて

原則全国
※一部対応できない地域がありますのであらかじめご了承ください。

●セゾンファンデックス不動産担保ローンの保証会社 について

不動産が担保なので、保証会社入りませんね。

セゾンファンデックス不動産担保ローンのメリット

1、銀行とはひと味違うスピードと柔軟性。

最短3日でスピード審査、銀行では難しいケースも相談可能とあります。
資金使途も柔軟性があり、設備投資・運転資金(仕入れ・買掛金の支払等)・事業者ローン組換えなどとなっています。

2、ビジネスローンと比べると、比較的金利(価格)が低い。

変動金利 2.65%~3.65%と、表面上の数字だけみると、金利が低いです。
ただし、他にも、融資を受けるための手数料があるので比較が重要です。

3、融資期間が、最長で25年と、いわゆる銀行法人融資ではない長期である点。

一般の銀行融資の場合、借入期間は、通常で5年、どんなに長くて7年です。
その銀行と初めての取引や、設立直後の会社・法人だと1年とか、2年という融資期間もよくある話です。
しかし、(株)セゾンファンデックス不動産担保ローン法人口は、最長25年となっていますので、ゆとりのある資金計画を立てるのに役立ちます。

 

セゾンファンデックス「不動産担保ローン」

 

セゾンファンデックス不動産担保ローンのデメリット

1、事務手数料・調査料がかかる。

事務手数料は、融資金額の1.5%以内<税抜>で、調査料は融資金額の0.5%以内<税抜>となっています。
両方を合わせると、最大で2%、これ以外に来店しない場合は、別途2〜4万円かかります。
金額にもよりますが、仮に融資額1,000万を5年間借りた場合で、2%の諸費用がかかると、
金利が0,4%程度実質負担として増えます。

2、中途解約手数料が必要。

返済元金の3.0%以内となっています。私の経験上、中途解約・前倒し返済というのはほとんど経験がありません。
逆に、よくあるのが、まき直しとか、巻き替え、と言われる、一度借りた融資の返済が進んだので、
改めて、最初の金額や融資期間で、組み替えることはよくあります。

不動産担保ローンでは、まき直しが可能かは分かりませんが、
いずれにせよ、返済元金の3%だと、500万で15万ですから、注意が必要です。

3、担保になる不動産が必要。

不動産担保ローンなので、当たり前の話ですが、個人の不動産を持っていないという人も多いと思われます。
社長・代表の個人名義でなくても、親族の名義の不動産も対応可能とのこと。
また、担保になる不動産の抵当順位は問わないとのことですので、ローンが残っている不動産でも、残債しだいでは検討可能と思われます。

 

セゾンファンデックス「不動産担保ローン」ご利用までの流れ

【利用者】 お申込み・相談(ネット、電話、FAX)24時間受付
【利用者・(株)セゾンファンデックス】 申込書・必要書類の提出
【(株)セゾンファンデックス】 審査(最短3営業以内
【(株)セゾンファンデックス】 審査結果の通知
【利用者・(株)セゾンファンデックス】 契約融資(必要書類持参の上、来店)
【(株)セゾンファンデックス】 融資実行(銀行振込

セゾンファンデックス「不動産担保ローン」のまとめ

不動産担保ローンの借り入れ可能エリアは、原則として、日本全国対応。

(株)セゾンファンデックス不動産担保ローンのメリットは、以下の通り。

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1、銀行とはひと味違うスピードと柔軟性があること。
2、ビジネスローンと比べると、比較的金利(価格)が低い。
3、融資期間が、最長で25年と、銀行法人融資ではない長期である点。
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逆に、(株)セゾンファンデックス不動産担保ローンのデメリットは。
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1、事務手数料・調査料がかかる。
2、中途解約手数料が必要。
3、担保になる不動産が必要。
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結論、

手持ちの不動産があれば、選択肢としては有りだと思います。

ただ、資金調達の原則としてまずは、公的融資をメインに、政策金融公庫・保証協会付き融資を検討する。

 

新規開業や、融資までのスピードまで重視で、公的融資以外を選択する場合は、

セゾンファンデックス不動産担保ローンと並行して、ビジネスローンも検討するのも良いかもしれません。

セゾンファンデックス「不動産担保ローン」

 

 

 

 中小の資金繰りの悩みを解決する事業用不動産担保ローンの始め方

投稿者 himico-blog