それでは、三大メガバンクのみずほ銀行の信用保証協会保証付貸出のメリット・デメリットについて、一緒に見ていきたいと思います。
みずほ銀行のホームページでは、「信用保証協会保証付貸出」の仕組みを、詳しく説明しています。
メガバンクでは、ビジネスローンよりもむしろ保証協会保証付の融資に力を入れているといわれています。
みずほ銀行「信用保証協会保証付貸出」の基本スペック
みずほ銀行「信用保証協会保証付貸出」の基本スペックは、以下のとおりです。
商品名 「信用保証協会保証付貸出」
信用保証協会保証付貸出のメリット
長期融資
一般融資の保証期間は運転・設備資金とも原則10年以内。
保証制度によっては、さらに長期の融資が可能な場合もあります。
借入枠の拡大
銀行の一般融資との併用により借入枠の拡大が図れます。
利率
制度融資によっては、一般融資より低利調達が可能な場合もあります。
*ただし利息のほか、信用保証協会への「信用保証料」のお支払いが必要となります。
登録免許税軽減措置
信用保証協会に直接担保を提供する場合は、登録免許税の税率が通常4/1000のところ1.5/1000に軽減されます。(適用期限:2021年3月31日)
注意事項
*信用保証協会保証付貸出は企業規模、業種、業歴等の利用資格があります。利用資格に該当するかどうか、また返済方法や金利水準等の具体的なお借入条件につきましては、お取引店またはお近くのみずほ銀行にお問い合わせください。
(個々のお借入内容に応じて、個別にご相談させていただきます)
*各種制度融資については、お取引店にお問い合わせください。
*ご融資実行の際に、所定の「信用保証料」をみずほ銀行経由で信用保証協会にお支払いいただきます。
原則全額一括支払ですが、信用保証協会が認める場合は分割支払も可能です。
*審査の結果、ご希望にそいかねる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
以上、みずほ銀行ホームページより
「信用保証協会保証付貸出」の借り入れ可能エリアについて
特に記述がありませんが、「みずほ銀行に一定期間、口座(普通預金または当座預金)をお持ちのお客さま」
となっていますので、みずほ銀行の支店営業エリア内の法人・事業所が対象と思われます。
「信用保証協会保証付貸出」の保証会社 について
各地の信用保証協会
ビジネスローン、みずほ銀行「信用保証協会保証付貸出」のメリット
1、最長10年の長期融資
一般融資の保証期間は運転・設備資金とも原則10年以内。
保証制度によっては、さらに長期の融資が可能な場合もあります。
2、借入枠の拡大
みずほ銀行の一般法人融資と、併用することにより借入枠の拡大が図れる。
3、利率が低い
都道府県・区市町村などの制度融資によっては、一般融資より低い金利で借り入れが可能な場合もあります。
*ただし金利のほか、信用保証協会への「信用保証料」のお支払いが必要となります。
みずほ銀行「信用保証協会保証付貸出」のデメリット
1、信用保証協会保証付貸出には利用資格があり、協会によっては、提出資料がかなり多い。
信用保証協会保証付貸出は企業規模、業種、業歴等の利用資格があります。
信用保証協会は都道府県ごとに設立されており、正直言って、私の経験上、かなり違いがあります。
また、設立直後だと、売上予測に対するる裏付け資料などかなり詳細な資料を要求されるケースもあります。
2、「信用保証料」を原則全額一括支払する必要がある。
これは、制度上こうなっているので、仕方ありません。
万が一、繰り上げ返済する場合は、返金されると思います。
みずほ銀行「信用保証協会保証付貸出」の始め方
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【利用者】 みずほ銀行への融資の申し込みとあわせて、信用保証協会への信用保証の申し込み
【みずほ銀行】 所定の審査を行ったのち、信用保証協会へ信用保証の依頼申込内容を確認
【信用保証協会】 所定の審査を行い、保証が決定した場合は、みずほ銀行に信用保証書を交付仮審査
【みずほ銀行】 信用保証書を受領後、保証条件を確認のうえ、契約・融資実行
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みずほ銀行の「信用保証協会保証付貸出」のまとめ
「信用保証協会保証付貸出」の借り入れ可能エリアは、
「みずほ銀行のお取引窓口(エリア・法人営業部・支店)でお取引が可能な地域に所在すること」。
みずほ銀行ビジネスローンのメリットは、以下の通り。
1、最長10年の長期融資。
2、借入枠の拡大。
3、利率が低い。
逆に、みずほ銀行ビジネスローンのデメリットは。
1、信用保証協会保証付貸出には利用資格があり、協会によっては、提出資料がかなり多い。
2、「信用保証料」を原則全額一括支払する必要がある。
結論、
「信用保証協会保証付貸出」が借りれるならば、ビジネスローンよりも先に、こちらを借りるべき。
ただし、審査から実行まで1か月は軽くかかります。
新規取引であれば、もっとかかるので、ビジネスローンをつなぎ融資として利用するのもあり。