どうしても飛行機で出張にいかないといけないけど怖いな。

飛行機でパニックになったらどうしよう?

飛行機のドアがしまった瞬間、もう逃げれないと、頭が真っ白になる。

そんなことありませんか?

この記事を読むと、飛行機恐怖症の具体的な解決策が手に入ります。

 

僕は、大人になってから飛行機が怖くて、嫌いになりました。

今でも、飛行機でなくて新幹線などの選択肢があれば、そちらを選びたいくらいです。

一度は、東京から四国の高知まで、鉄路を選びました。

しかも、朝の10時のアポイントに間に合うために、寝台特急に乗ったほどです(笑。

 

しかし、

仕事で北海道と沖縄に毎月、出張する立場になりました。

結論から言うと、飛行機怖い僕が5つのアプローチをあみだしました。

その結果、

無事に、年間で70回以上、飛行機にのり、ほぼ週に一回は飛んでいた計算になります。

いかに、詳しく解説します。

ぜひ、最後まで読んでください。

 

飛行機が怖くて、嫌いな僕が、毎週飛べるようになった5つの方法?

私が飛行機に乗る際に実際に行なっている対策がこちらです。

  • 選べるなら大きい飛行機に乗る
  • 飛行機に乗るルーチンや、おまじないを作り実行する
  • 呼吸法を試してみる
  • いざという時に逃げやすい座席を指定する
  • 水なしで飲める、下痢止めの薬を用意する

1)飛行機が怖いひとは、選べるなら大きい飛行機に乗る

飛行機が怖いという人に何が怖いかと聞くと、大きく揺れるのが怖いという意見が多いです。

普段の落ち着いている天気では、新幹線よりも揺れが少ないと言われる飛行機ですが、

台風の近くを通ったり、荒れた天気では、かなり揺れます。
もちろん、そんな日は飛ばないという選択ができれば、それに越したことはないですが、

出張などはそう行きませんよね。

それで、もしそんな時にフライトを選べるならば、大きな飛行機を選ぶことです。

 

それは、車を想像しても分かりますよね。高級車は大きくて、重くて、長いです。

大型観光バスの乗り心地は、路線バスよりも良いでしょう。

船だって、小さな船は揺れが激しく、大きな旅客船は、ゆれが小さいです。

 

飛行機も、そうなんです。

大きい飛行機といえば、ジャンボジェットが一番最初に頭に浮かびます。

残念なことに、日本の国内線では、ジャンボの愛称のボーイング747は、既に飛んでいません。

そこで、一番大きいのは、ボーイング777です。

羽田から、福岡や、千歳、那覇などの主要な空港には飛んでいますので、これを選ぶのが一番です。
(JALは2019年から、ボーイング777に代わってエアバスの大型機A350を導入します)

ハワイに行くには、もちろん、ANAの新しいA380「フライングホヌ(FLYING HONU)」がおすすめ!

電話の予約などのときは、大きな機体が良いと希望を言えば、選択してくれます。

 

2)怖い飛行機に乗るためにルーチンや、おまじないを作り実行する

飛行機が怖い人の原因はいろいろあると思いますが、まずは、飛行機に乗る前に、心を落ち着けてから、

飛行機に乗るというのが良いかもしれません。

例えば、込み合った待合ではなく、カードなどで入れるラウンジや、

プレミアムクラスに搭乗すると使える「ANAラウンジ」で、

ゆったりリラックスして、搭乗まで時間を過ごすというのも一つです。

 

次に、搭乗直前でトイレが気になるかもしれません。

飛行機は、指定席なので、手荷物のための物入れの場所を確保する心配がなければ、

ギリギリまで乗らずに、トイレで過ごすというのも一つですが、意外と、

搭乗ゲート近くのトイレは込んでいることも多いですよね。

そんな時は、逆に、飛行機に乗ってから、トイレを利用するという手もありです。

フライトによっては、すぐに着席して、トイレを使わないでとアナウンスするケースもありますが、

そんな時でもCAさんにまずは確認してみましょう。

まだ、搭乗口が開いていて、トイレが使えないというケースはまずありませんから。

 

席についたら、まずは、飛行中快適に過ごすために、毛布を確保しましょう。

次に、僕のおすすめは、簡単な瞑想です。詳しくは、次の項で説明します。

 

あとは、おまじないとして、飛行機に乗る前に、好きな甘いものを買うようにしています。例えば、一口羊羹。

そして、だいたい、飛んでいる中間地点くらいで、ここまでの感謝と、今後の無事を祈って、ようかんを食べるのです。

 

最後に、ルーチンといえば、飛行機の扉が閉まる前に、大切な家族やパートナーに、

感謝のメッセージを、私は送るようにします。

例えば、

「これから飛行機にのります。いつも家族のケアをしてくれてありがとう。」

こんな感じです。

返事はタイミングによって来たり来なかったりですが、送ることで自分の心が落ち着きます

 

3)飛行機が怖い気持ちから離れるために、呼吸法を試してみる

飛行機のドアが閉まって、「携帯の電源をお切りください」というアナウンスが始まると、

目の前が暗くなり、一気に心拍数があがりますよね。

もう、逃げ出せない。

僕は、そんなどん底な心境になります。

 

飛行機が怖い気持ちでいっぱい。そんな時は、呼吸に意識を向けるのがおすすめです。

基本は、深呼吸です。

人間は、不安や恐怖に直面すると、呼吸が浅くなります。

 

そんな時は、

まずは軽く目をつぶって、

鼻から深く息を吸って、口からゆっくり吐く。

できたら、吐くときに口をすぼめて、

前の座先に届くようなイメージで、ゆっくり細く吐いてみます。

 

それが出来てきたら、繰り返しながら、頭の中で、かんたんな瞑想をします。

私の場合は、亡くなった父や、祖母、祖父などに、感謝する瞑想を、

頭の中で繰り返しながら、呼吸法を続けます。

もうひとつは、

単純に「10、9,8.7・・・2,1」とカウントダウンして、

それを、ひたすら繰り返すのもよいです。

 

そうこうしているうちに、気が付いたら、離陸していて

「シートベルトサイン」が消えていることが多いです。

 

4)いざという時に逃げやすい座席を指定する、シートベルトを外す練習をする

飛行機に乗るのが怖い人は、飛行機が落ちたときに自分が死ぬのではないか?という不安が強いかもしれません。

良い情報をお伝えします。

実は、飛行機が墜落した時に、爆発炎上して、乗客乗員が全員死亡という事故は、あまりないのです。

かなりのケースで、多くの乗客が助かっています。

 

そんなわけでおすすめなのが、いざという時に逃げやすい座席を指定することです。

まずは、自分が助かることを最優先します。

 

 

では、飛行機の前か、後ろ、それとも、真ん中、どこに座ったら助かる確率が高いのか?

ということについては、現時点では、統計上どこが安全・有利という決定的なデータはありません。

また、分かれば、こちらの記事を更新します。

 

となると、間違いないのは、非常口のそば、つまり搭乗する扉の近く、もしくは最後尾となります。

私は、なるべく、ANAの普通席では、シート番号10Dという席を選ぶことに決めています。

ここは、通路が二つあるタイプの真ん中席で、左の通路に面していて、搭乗口のすぐ近くになっています。

ですから、いざというときに、かなり、逃げ出しやすい座席でおすすめします。

 

それに加えて、

あなたにやって欲しいことは、「ある練習」です。

 

座席についたら、あなたは、シートベルトを着用するでしょう。

その時に、シートベルトを外すことに意識を置いたことはありますか?

 

一度は、シートベルトを、素早く外す練習をしておくことを、強くおすすめします。

 

それも、初めての人は10回以上、繰り返し・繰り返しやりましょう。

あまり、人に見られると恥ずかしいかもしれませんが(笑)。

僕の経験上、誰も気づきません!

 

なぜ、飛行機のシートベルトを外す練習をするのかというのは、

緊急事態のパニックになると、当たり前の動作ができなくなるという研究報告があるからです。

しかも、飛行機のシートベルトは、普段使い慣れている自動車のシートベルトとは、外し方がちがいます。

ボタンを押すのでなく、バックルをたおす操作があります。

ですから、頭で考えなくても、とっさに、飛行機のシートベルトを外す訓練をしておくことは、ぜひお薦めします。

 

5)水なしで飲める、下痢止めの薬を用意する

人によって、体質はさまざまですが、下痢になりやすい人と、便秘になりやすい人がいます。

私は、どちらかというと下痢になりやすいタイプです。

 

飛行機では、シートベルト着用サインがついている間は、トイレにいけません。

通常の、離陸・着陸というのは、10〜15分くらいなので、我慢できないことはないでしょう。

ただし、台風が近づいていて、飛行中の揺れが続く状況では、シートベルトサインが付きっぱなしだったりします。

 

これは、飛行機が怖いというのとは違うかもしれませんが、

もし、もよおしたとき、トレイにいけないという不安を感じる人もいるかもしれません。

そこでお薦めなのが、水なしで飲める下痢止めの薬を、鞄に常備しておくことです。

 

私は、使ったことはありませんが、下痢止めストッパという薬を念のため、持っています。

知人の社長は、食あたりだったのか、着陸の途中からお腹が痛くなり、

我慢に我慢を重ねて、飛行機が着陸したら、慌ててCAさんの制止を振り切って、トイレに駆け込んだといってましたっけ。

 

もちろん、シートベルトサイン点灯中に、勝手に自分の判断で席を立ってはいけません。

ただ、飛行機が滑走路から外れて、誘導路を走行しているような状況では、CAさんに、トイレに行きたいと伝えて、

CAさんが機長に許可をとり、OKがでれば、安全に気を付けていくことができます。

 

何度か、そういうシーンを目撃しています。

もちろん、離陸直前で、機長からOKがでないケースもありました。

 

飛行機に乗るのが怖い僕がANAダイヤモンド会員になれた理由

大好きなテレビ番組を見ていて、

トイレに行きたいけど、いけない。

そんな時は、家族に私の代わりにトイレに行ってと、頼むのが関西人の習慣です。

 

自分の代わりに、誰かにトイレに行ってもらうことができないのと同じように、

ANA上級会員になるために、自分の代わりに、誰かに飛行機にのってもらうわけにはいきません。

これが、飛行機嫌いの私が、ANA上級会員プラチナ・ダイヤモンド会員を目指すための、最大の障害でした。

 

上記の対策で、飛行機嫌いは克服しつつありますが、

どうやって、その原資を貯めたのかというと、ANA法人クレジットカードの活用です。

JCBのANA法人クレジットカードで、私が代表者である会社の経費払いを、全て集約しました。

電気代、携帯の電話代、ネット通販、さらには、会社の税金の支払いまで。

そうやって貯めたマイルが年間30万マイルです。これをANAスカイコインに、高いレートで交換します。

さらに、ANAの航空券を、株主優待券を使って、安く購入するのです。

 

法人クレジットカード、経費でマイルが貯まるanaカードはjcb

こうして、anaダイヤモンド会員になった僕は、今でも、飛行機が怖いのは変わりませんが、
空の旅は、その会員の特典によってかなり快適になり、飛行機が怖いのを克服する助けとなっています。

 

まとめ

飛行機に乗るのが怖い人がやった方がよいことは、以下の通りです。

選べたら大きい飛行機に乗る。国内線だとボーイング777、ハワイへは、ANAのA380 がおすすめ。

飛行機に乗るルーチンや、おまじないを作り実行する。空港には早めにつき、好きなお菓子とかを買う。待合室のトイレが混んでいたら、機内のトイレを使う手もある。あと、大切な人に、メール・メッセージ・ラインをする。

呼吸法を試してみる。扉が閉まり、不安が強くなったら、とにかく深呼吸を繰り返す。

いざという時に逃げやすい座席を指定する。予約する際、飛行機の非常口の近くに席を取る。あとは、飛行機のシートベルトを外す練習をする。

水なしで飲める、下痢止めの薬を鞄に用意する。

あとは、ANAの上級会員を目指すと、更に快適に飛行機の旅を過ごせるから、おすすめ。

それでは、この辺で。

投稿者 himico-blog