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在庫を減らせば、現金が増える!!TOC

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さて、今日は昨日の続きです。
「在庫が減る!利益が上がる!会社が変わる!」
村上悟/石田忠由共著です。
スループット会計とは何かーなぜキャッシュフローを重視するのか

最近、大企業では在庫削減(在庫圧縮)もひと段落し、
新たな問題「機会損失や売り逃し」という問題もでてきている話も聞きます。
売り逃しとは、お客さんがお店に買いに来た時に、
商品の在庫がない為に買ってもらえないことです。
小売店では、お客さんは別の店で買ってしまうので、
即、売上減につながるかもしれません。
ただ今は、その前になぜ在庫削減が必要かという考え方です。

会計には2つの機能「財務会計」と「管理会計」があります。
さらに実際のキャッシュフローが企業存続の為に重要です。
ここでは主に、製造業における、原価計算にたいして、問題提起をしています。
   (私は原価計算をあまり理解していないので、
          間違いがありましたら、ご指摘願います)

原価計算システムは、予算制度と業績評価と密接に連携しているので、
実績主義の問題点が表面化しているように、
従業員の評価方法は、人々の行動に日常的に影響を与えています。

売れなくても作れば儲かる?

個別原価計算の世界では、在庫は資産です。
その為に、
原材料を仕入れ、加工すると、付加価値が生まれ、
製品在庫となると、利益が発生します。
もっと細かくみると、
加工する際、一人一日一個作るより
一人一日2個作ると製造原価は2分1になります。
今度は機械を使い、一日の工員の給料より
コストが低いものを使えば、3個以上作ると
さらに製造原価は下がります。
(実際には、間接費や減価償却費といったやっかいな考えもあります)

それに対して、
スループット会計
とは

TOCは、
「企業の目標はキャッシュを生み出すこと」という大原則に立ちかえった理論です。
①スループット(売上から資材費を引いたもの)
②在庫(資材、原材料、仕掛け品、製品など)の低減
③業務費用(資材費以外の総経費、直接人件費も含む)の低減

スループットを最大化しながら、
その範囲で在庫を最小化するのが、TOCの狙いです。

現在の原価計算制度では、在庫を増やすと一時的に(見せかけの)利益が増え、
逆に在庫を減らすと一時的に利益が減るのです。(現金は増えます)
これが、たとえば決算時期近くになると、
予算利益を達成しようとして在庫を増やすといったことにつながります。
(でも利益が増えると税金も増えます。税金は現金払いです!)
但し、通常の財務会計(税法上は?)このような処理は認められないので、
あくまでも管理会計上の手法です。

製造業の基本機能は、原材料および構成部品を購入し、
それを最終製品に変換し、製品の販売を通じて売上をあげる、
ということなのです。
言い換えれば、「仕入れ→加工→販売」ということになり、
お金が「再生産」される過程であるわけです。

スループットは、生産量ではなく顧客に販売され
企業に入ってきたお金を意味します。
その最大の理由は、製品は顧客に販売されるまで、
企業に収入をもたらさないからです。
ですから、スループットとは、
生産でなく、販売を通して実際には発生するお金と定義されます。

従来の財務会計では在庫を資産と考えますが、
製品は、販売されるまでは価値を持っていません。
したがって、TOCでは在庫を負債と考えるのです。

今回は苦戦しました。
ちょっと分かりにくかったのではないかと思います。
わたし自身がまだまだ理解していません。
リベンジで、もう一度解説本にチャレンジします。
明日は、引き続き、
問題を発見、解決するための「思考プロセス」を紹介します。

きょうはこの辺で

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