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三枝匡著「V字回復の経営」

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三枝匡著「V字回復の経営」日本経済新聞社、¥1600-です。4532149347

目次
 第1章 見せかけの再建
 第2章 組織の中で何が起きているか
 第3章 改革の糸口となるコンセプトを探す
 第4章 組織全体を貫くストーリーをどう組み立てるか
 第5章 熱き心で皆を巻き込む
 第6章 愚直かつ執拗に実行する

◆日本企業は経営者的人材が少ないので改革が遅れ、国の経済全体が長期低迷している
 ◎経営リテラシー(戦略、マーケティング、組織変など経営コンセプトに関する読み書き能力)が米国の
  ビジネスマンより低い。

◆トップが社内の人望を集め、周囲の役員やスタッフが批判される構図は、それ自体が病気の現象である。
 トップが自らハンズオン(現場主義)の経営スタイルをとらない限り、組織の危機感を保つことはできない。
 しかしそうなれば、トップが温かな人気者であり続けることはない。

◆スターやエリート層のいない組織で変革は絶対に起きない。エリートとは「選ばれた者」というよりも、
 「集団への責任を自覚した者たち」と解するべきなのだ。

◆商品別の全体戦略や、新商品導入計画が「開発→生産→営業→顧客」の一気通貫の連携で行われていない

◆商品別損益がボトムラインで語られていない。担当者レベルの「赤字に鈍感」の集合体が組織全体の危機感不足を
 構成している

◆関係会社を含めた商品別の連結損益が見えていない。戦略判断を間違えたり、経営行動が遅れる原因になる

◆組織末端では旧来の売上高志向管理から抜け切れていない。管理システムが途中で切れているからである。

◆改革チームの人選は改革の成功失敗に重大な営業を及ぼす。特に「社内政治」を改革チームに持ち込みたがる者を
 選んではならない。

◆改革のコンセプト1-商売の基本サイクル
 ◎一つひとつの商品でこのサイクルを速く回さなければ負け戦。いつの間にか、大組織ではこれが回りにくくなっている。
 ◎商店主のように全社員が「商売」を意識できるか

 研究(創るー開発)→(作るー生産)→(売るー販売)→顧客←競争企業

◆「創って、作って、売る」は企業競争力の原始的構図であり、それをスピードよく回すことが顧客満足の本質である。

◆改革のコンセプト1-勝ち戦の循環

★三枝さんの本は、小説じたてというせいもあるのか、とても惹きつけられます。一気に読んでしまって、別の本も読みたいな、という気にさせます。
前作と違い、この本では上場企業の不振事業部の改革なので、規模がかなり大きい話になっています。三枝さんは、コンサルタントとしては、ターンアラウンドスペシャリストです。いわゆる、不振企業の再建屋さんですね。今でこそそんな言葉も普及してきましたが、かなり古くからやられているので、実績では日本一なんだと思います。
 中小企業には前作がお勧めです。こちらは、組織改革など話しがちょっと大きいのです。
 もう少し、詳細に入りたいのですが、これからちょっと会議に入ります。

本日は、この辺で。

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