ザ・ゴール2 思考プロセスを学ぶ

書評

エリヤフ・ゴールドラット著「ザ・ゴール2思考プロセス」ダイヤモンド社です。

目次
 Ⅰ 緊急動議
 Ⅱ 昔の仲間
 Ⅲ ロンドンへ
 Ⅳ 葛藤
 Ⅴ ザ・ソリューション
 Ⅵ 究極の企業戦略

◆ジョナの交渉テクニックを使ってみてよ。<雲>を書くのよ。

 ◎<雲>(Cloud:対立解消図)

◆<現状問題構造ツリー>

 ◎UDE(Undesirable Effects:好ましくない結果)

  「私がこれまで<現状問題構造ツリー>を構築した経験では、こうした取るに足らないと思えることを
   軽々しく扱うのは非常に危険だ。こうした取るに足らないと思えることが、UDEを結びつけ
   首尾一貫したツリーを作り上げる鍵であったりするのだ。それだけではない、問題を解決する
   ソリューションを見つけ出す糸口になったりもする。しかし一つひとつ全部を付け足していては、
   作業が停滞してします。あれもこれも追加しているうちに、何のためにやっているのか
   見失ってします。ソリューションを見つけるのが目的だということを忘れてしまうのだ。」

◆マネージャーは部分最適化を達成することで、会社を運営しようとしている

◆製品に対する市場の価値観は、その製品を持つことで得られるメリットによって決定される

 「需要と供給の関係という形ではなく、供給する側の企業が製品に対して抱いている価値と、
  市場が抱いている価値の対立という形で表してみたいと思います」

◆気になることがある時、どう対応したらいいのか教えてあげよう
 「それほど大したことじゃないはずなのに、なぜかイライラさせられる。何時間も何日も、
  頭のどこかに引っ掛かっているようなことだよ」

 「今度は、いま書き出した言葉に『~するためには』、『~すべきだ』という言葉をつけて読んでごらん」

 
 「ジョナによれば、マネージャーの能力のなさや無知のせいにしてはいけない。彼らはコンフリクトに
  巻き込まれている、コンフリクトのせいで正しいことを行えずにいる、そう考えるべきなのだ。
  教科書に従うのであれば、まず、マネージャーがすべき正しいことは何か、それを行うのを妨げている
  コンフリクトは何かを考えなければいけない。」

 『価格を下げずにすべての生産能力を販売する』

 『はっきりとした競争優位性を確立する』

 「サプライヤーの観点からすると、製品とは手に取ることができる物理的なもののことを意味しています。
  ですが、この考え方では改善努力のオプションが限られてしまいます。逆に市場の側から見てください。
  マーケット側の観点から見れば、製品とはもっと幅広い意味を持っています。製品に伴うサービスや
  支払い条件、保証等々も含まれます。製品とはこれらを含めた取引条件全体を意味しています」

◆会社の目的

 「現在から将来にわたって、お金を儲ける」
 「現在から将来にわたって、従業員に対して安心で満足できる環境を与える」
 「現在から将来にわたって、市場を満足させる」

◆思考プロセス

 「ゴールドラット博士が開発した問題解決手法。
  『何を変えればよいか』『何に変えればよいか』『どのように変えればよいか』
  といった一連のプロセスを系統的に考えることから思考プロセスと呼ばれる。」

★3年ぶりに読んだのだと思いますが、改めて大きな学びを得ることができました。
 とりわけ、
 思考プロセスという適切な考え方を、ビジネスだけでなく、家庭生活にも活用しているところが
 興味深いです。一度のエピソードだけでなく、息子・娘・妻とのやりとりで、
 少なくとも3回は使用しています。
 私も、ぜひ、この思考プロセスを試してみたくなりました。

 早速、これからのミーティングで使ってみます(笑)。

本日は、この辺で。