カルロス・ゴーン著「ルネッサンス 再生への挑戦」

書評

 

 

カルロス・ゴーン著「ルネッサンス 再生への挑戦」ダイヤモンド社。4478321000

目次
プロローグ 私の流儀
I 部●形成期
II 部●ミシュラン
III部●ルノー
IV 部●日産
V 部●家族・世界

◆いつもたずねられる質問

「ゴーンさんにはどんな秘訣があるのですか?障害だらけの状況を克服し、人が白旗を掲げて
降参するような厳しい環境下で会社を立て直す─どうしたら、そんなことができるのでしょうか?
どこかで優れた先生から秘訣を授けられたのですか?それとも本か何かで勉強したのですか?
ぜひゴーン流マネジメントの秘訣を教えてください」

「年月を重ねるにつれて、マネジメントとは職人の手仕事のようなもので、秘訣などなく、実際に
みずから手がけ、試行錯誤し、多くの重要な決断と下すことによって学ぶものだという思いが
強くなった。」

◆ゴーン流マネジメント

「ことはいたってシンプルである。私は実地経験を積み上げてマネジメントのさまざまな基礎を
学んだ。それだけのことである。基礎というのはつまり、問題を特定する、優先順位を確立する、
あらゆるレベルで双方向コミュニケーションを促進するといった、言わばビジネススクールの
マネジメント入門書に書いてあるようなことである。」

◆解のない問題はない

「では、危機的ではない状況ではどうすればいいのか。私は新しい目標レベルを設定したり、
新たな挑戦を与えるといった方法で緊張感を作り出している。会社がこういう形で危機管理を
持続することができなければ、社員のモチベーションは明らかに鈍り、真の収益性にとって
大切なことを軽視するようになるだろう。」

◆マネジメントに関する最初の教訓

「従業員たちが知識や教育を心から渇望していることに気づいた。」

◆人生最良の決断

◆優先順位を特定する努力

◆打てる手はすべて打つ

◆危機下のリーダーシップ

「このとき私は、スピードと正確な分析の重要性を学んだ。遅れ、先送り、決断のための会議召集と
いったぜいたくは許されなかった。」

◆アードモア工場を襲った竜巻

「アードモアの災厄を経て、私の中に確固たる信念が生まれた。リーダーは自ら現場に出て、
部下を心から案じ、支えようとしていることを伝えなければならないという信念である。
過酷な状況では、とくにそれが大切だ。口先で何を言っても従業員は受け入れはしない。」

◆フランスとアメリカの結婚

◆クロス・ファンクショナル・チームの誕生

「さまざまな部門の人々を集めて特定の課題を与えさえすれば、あとは彼らが大いに力を
発揮するのを見守っているだけでいい。」

◆悩む名門起業
◎「火星人、ルノー副社長に就任」

◆200億フランのコスト削減
◎あり得ない数字

「カルロス・ゴーンはこの業界について何も知らないんだ。三年で200億フランなんて
あり得ない数字だ」

★ゴーン流マネジメントという言葉が一時期、流行になりました。
「クロス・ファンクショナル」「コミットメント」「V字回復」「コストカッター」などなどです。

当時、口が悪い評論家は、計画された赤字に基づく、財務的手法を中心とした業績の急回復は誰にでも
できるが、その後の本当の復活ができるか?
なんて、言われていましたが、全ての公約を果たし、先ほど、ルノーのCEOに就任したのは、
ご存知だと思います。

宇宙人と言われた、松井証券の松井社長と対談したら、面白いなぁ、なんて思います。

後は、
彼をミシェランで育てたフランソワ・ミシェランや、
ルノーのNo2に引き抜いたルイ・シュヴァイツァー、
そして、倒産寸前と言われた日産から奇跡の提携をまとめ、ゴーンを引っ張った
塙義一前日産社長も、
興味深い人物ですね。

本日は、この辺で。

 


 

編集後記

こんにちは、寒波のなか、寒い日が続きますが、今週も元気出して頑張ります!宜しくお願いします。

昨日あたりから、

本当に寒いです。

昨日は、思わず、ムスメと散歩の途中、

貼るホッカイロと、手袋を買ってしまいました。

なんとか公園へ辿り着き、
(家からめちゃくちゃ遠いんですよ!)

砂場で遊びたいというムスメの言葉に、

それだけは勘弁してくれと、

泣きを入れました(笑)。