『バブル再来 (単行本)]』 神田昌典監訳

書評

ハリー・S・デント・ジュニア『バブル再来 (単行本)]』
ダイヤモンド社 (2006/5/12)

目次
 プロローグ ニュー・サイエンスが未来予測を可能にする
 第1章 一九二〇年代との不気味な符合―一生に二度とない投資機会
 第2章 バブル・ブーム―ハイテク・バブルを生み出す五つの条件
 第3章 サイクルに乗じてリスクを減らす―最も包括的な予測と最も単純な投資モデル
 第4章 人口トレンドと不動産価格の関係―不動産の保有に影響を及ぼす要因
 第5章 人生設計―経済のライフサイクルと個人の人生はどう交わるのか
 第6章 最も有望な投資分野はどこか―株式か、それとも債券か
 第7章 最適ポートフォリオ戦略―季節ごとのリスクとリターンを理解する
 第8章 ニュー・ミリオネア・エコノミー―新富裕層ボボスとは何か
 エピローグ 究極のバブル

◆未来は人口トレンドに隠されている。

 『・・1980年代初めに米労働省労働統計局が年間消費支出調査を開始してからは、
  人々がいつ成長し(親、政府、企業の支出が増える時期)、いつ働き始め
  (ようやく生産性が発揮される時期)、いつ稼ぎ、いつ支出し、いつ借金し、
  いつ貯蓄し、いつ退職するのかということから、一生の間に様々なものを
  いつ購入するのかといったことまで予測できるようになってきた。
  情報化時代が到来するまでは知るべくもなかった統計数値である。』

 ◎「未来は誰にも予測できない」は本当か?

 『約束しよう。本書を熟読し、その原理を応用すれば、あなたは将来、これまでとは
  違った決断を下すようになるだろう。また、今後2019年までに相次いで訪れるはずの
  好不況を前もって予測し、よりよい未来を築けるだろう。』

◆S字曲線の法則

◆ハイテク・バブルを生み出す原動力

◆図2-3人間的予測モデル(p-69

◆エリオット波動理論

◆株式投資に適した季節(p-100

◆表5-1出生率の主な上昇期と下降期(p-201
 表5-2経済に大きな影響を及ぼす主な人生の出来事

◆経済のライフサイクルが子どもの教育、キャリア、経済力に及ぼす影響

★神田さんの講演や、CD・DVDの教材の中で、ブロードバンド・バブルや、
 ブルジョア・ボヘミアン(新富裕層)が何度もテーマとして取り上げられてきましたが、
 その元ネタがこの本にあることが良く分かります。

 実は、DVD教材で英語の原書を参考図書に挙げてましたので、
 無謀にも購入しました。ついでに、英語の音読CDも購入しましたが・・・、
 その先は、聞かないで下さい(笑)。

 株式投資や、経営者には、お薦めの1冊です。
 不動産の購入、設備投資のタイミングや、M&Aの買い得の時期など、
 従来の経済予測とは、全く違った、判断材料を手にすることができます。

 本書では、ライフスタイルの変革や、それを可能にする技術進歩についての話が、
 本田健さんの言う、全ての人が自分の大好きなことを仕事にする、とうい発想に、
 つながる点が、面白かったです。

 都市生活から、郊外生活へ変化した現在から、
 情報革命の成果で、自宅にいながら仕事ができるようになると
 別荘地やリゾートなどへ移っていくそうです。

 私自身、都会での生活にあまり魅力を感じなくなってきており、
 大自然の中で暮らしたいな、という願望があります(笑)。

本日は、この辺で。

編集後記

いよいよ、月末ですね。

とりわけ、3月末決算の方は、申告も終わり、

ある意味、一区切りでしょうね。

大変、お疲れ様でした。

とはいえ、四半期決算の会社さんは、

すぐ、また次ですね。